最新記事一覧
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大正大学が浄土宗開宗850年慶讃法要 参列者ら法然上人ご手印と結縁
6月9日、浄土宗宗立学校の大正大学(東京都豊島区)が学園祭「鴨台祭(おうだいさい)」の中で、「浄土宗開宗850年慶讃法要」を営んだ。 これは、今年が法然上人の浄土宗開宗から850年に当たることから、学園祭を訪れた人にその教えに触れ、結縁(けちえん)してもらおうと企画したもの。 法要では、開宗の契機となった一文を参列者と奉読。会場には上人の教えが記された「一枚 -
西照寺(新潟) 最後のコンサート好評 山寺に響くソプラノの歌声
潟県柏崎市の西照寺(小嶋知紀住職)5月19日、今年で最後となる山寺コンサートを開催し、参加者に惜しまれつつ8年の歴に幕を閉じた。これは、同寺を開放し行事を開催することで、地域の活性化の一助となるよう、小嶋住職が2017年より始めたもので、年を重ね体力的に厳しくなることを見越して、当初から10回で最後にしようと決めていたことや、知己の演奏者を一通り招き終えたこ -
心ゆくまで味わう 法然さまの『選択集』 第21回
浄土宗で〝第一の聖典〟と位置づけられる書物『選択本願念仏集』(『選択集』)。「極楽往生を遂げるためには、何より〝南無阿弥陀仏〟とお念仏をとなえること」とする浄土宗の教えを、宗祖法然上人(1133ー1212)が微に入り細に入り説き示された「念仏指南の書」ともいえるものです。大正大学教授・林田康順先生に解説していただきます。 第3章弥陀如来余行を以て往生の本願と -
令和6年6月
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盛岡愛があふれ出す! 心ゆさぶる手仕事の味 割烹 惣門
岩手県盛岡市・吉祥寺檀信徒 盛岡を訪れると旅をしているのを忘れることがある。それくらい飾らない印象があるが、食べ物を口にすると我に返る。とにかく食材が魅力的で、清々しく誠実な味がするのだ。 今回訪れた『割烹 惣門』も、まさにそんな店だ。 女将の鈴木紀代(のりよ)さんの案 内で、まずはお通しを。山菜、ニシンの山椒煮など、丁寧な料理が5~6品並ぶぜいたくさに、い -
16万人がお念仏と結縁 法灯リレー結願法要厳修・総本山知恩院5月8日 浄土宗開宗850年 慶讃記念事業
浄土宗開宗850年慶讃事業の一つとして、昨年はじまった「法灯リレー」。5月8日、その円成を奉告する結願法要が、総本山知恩院(京都市東山区) で、伊藤唯眞(いとうゆいしん)猊下を導 師に営まれた。 「法灯リレー」とは、法然上人の教えの尊さをあらためて檀信徒に伝えることを目的とした事業。宗祖法然上・人が修行した比叡山青龍寺の経蔵で、浄土宗開宗のきっかけとなった一