最新記事一覧
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新法主に日下部匡信師 阿川文正台下 8月末で退任 大本山善導寺
大本山善導寺(福岡県久留米市)第67世法主・阿川文正台下が8月31日付で辞任の意向を示されたことに伴い、7月30日と8月28日の2回にわたり浄土門主・法主推戴委員会(委員長=川中光敎宗務総長)が京都宗務庁で開催された。同委員会では、後任として長崎県平戸市の長徳寺住職・日下部匡信(くさかべきょうしん)師を推戴候補とすることを全会一致で決定。日下部師の承諾を得、 -
浄土宗開宗850年慶讃法要 厳修 南米開教区 浄土宗別院日伯寺
浄土宗が海外開教活動を行う拠点の一つ、南米開教区(ブラジル)の南米浄土宗別院日伯寺(サンパウロ州サンパウロ=佐々木良法開教総監)が8月24日、浄土宗開宗850年慶讃法要を営んだ。法要には、区の信徒ら約90名が参加。佐々木総監を導師に法要が営まれ、法然上人が浄土宗を開くきっかけとなった「開宗の文」を奉読し、上人の遺徳を讃えた。 信徒4名が得度 同日には、出家し -
浄土宗宗立宗門学校 全国で獅子奮迅の活躍 東山がバスケ、淑徳巣鴨が競泳で優勝
7月21日~8月20日、7道県で開催された「令和6年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)」に、浄土宗の宗立宗門学校から、東海学園高等学校(愛知) 、華頂女子高等学校(京都) 、東山高等学校(同) 、上宮高等学校(大阪)、鎮西高等学校(熊本)、酒田南高等学校(山形)、樹徳高等学校(群馬) 、正智深谷高等学校(埼玉)、淑徳巣鴨高等学校(東京)、淑徳高等学校 -
令和6年10月
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十日十夜の善行を修める お十夜
10月から11月にかけ、各地の浄土宗寺院では「十夜法要」が営まれます。「お十夜」とも呼ばれますが、正式には「十日十夜法要」と言い、文字通り、十日間、昼夜にわたってお念仏をとなえ続けるもの。現在では、多くのお寺で日数を短縮して勤められており、特に浄土宗における十夜発祥の地である大本山光明寺(神奈川県鎌倉市)の十夜法要は、関東三大十夜の一つに数えられ、期間中には -
心ゆくまで味わう 法然さまの『選択集』 第23回
浄土宗で〝第一の聖典〟と位置づけられる書物『選択本願念仏集』(『選択集』)。「極楽往生を遂げるためには、何より〝南無阿弥陀仏〟とお念仏をとなえること」とする浄土宗の教えを、宗祖法然上人(1133ー1212)が微に入り細に入り説き示された「念仏指南の書」ともいえるものです。大正大学教授・林田康順先生に解説していただきます。 第3章弥陀如来余行を以て往生の本願と