連載・特集一覧
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【浄土宗の読む法話】お盆~亡き人との再会~
「おぼんとは いままで空にいた人が 空からかえってきます その人は ひさしぶりだから げんきにしてるか といいます なむあみだぶつ なむあみだぶつ」勢哲せいてつ(小1) お盆は、平素ご無沙汰がちの亡き父母やご先祖様を家にお迎えし、お盆の期間中たくさんの食べ物をお供えして親しく語らい、そしてお盆の期間が終わればまたの再会を願い心静かに本国(極楽浄土)へとお送り -
心ゆくまで味わう 法然さまの『選択集』 第10回
浄土宗で〝第一の聖典〟と位置づけられる書物『選択本願念仏集』(『選択集』)。「極楽往生を遂げるためには、何より〝南無阿弥陀仏〟とお念仏をとなえること」とする浄土宗の教えを、宗祖法然上人(1133ー1212)が微に入り細に入り説き示された「念仏指南の書」ともいえるものです。大正大学教授・林田康順先生に解説していただきます。 第2章善導和尚正雑二行を立てて、しか -
連載 仏教と動物 第19回 梟にまつわるお話
お釈迦さまの前世における物語『ジャータカ』をはじめ多くの仏教典籍(仏典)には、牛や象などの動物から、鳥や昆虫、さらには空想上のものまで、さまざまな生き物のエピソードが記されています。この連載では『仏教と動物』と題して仏教における動物観や動物に託された教えについて紹介いたします。第19回目は、穏やかで理知的な雰囲気がある動物「梟」を取りあげます。 農耕地の守り -
心ゆくまで味わう 法然さまの『選択集』 第9回
浄土宗で〝第一の聖典〟と位置づけられる書物『選択本願念仏集』(『選択集』)。「極楽往生を遂げるためには、何より〝南無阿弥陀仏〟とお念仏をとなえること」とする浄土宗の教えを、宗祖法然上人(1133ー1212)が微に入り細に入り説き示された「念仏指南の書」ともいえるものです。大正大学教授・林田康順先生に解説していただきます。 第2章善導和尚正雑二行を立てて、しか -
【浄土宗の読む法話】み名を呼ぶ思い
私たちは、朝目覚めてから夜眠るまで、さまざまなものの名前を口にします。そこには喜怒哀楽の感情がこめられています。例えば子どもが「お母さん」と言葉にする時、甘えたい気持ちや喜び、時には怖れや怒りが含まれていることでしょう。 では私たちが「南無阿弥陀仏」と阿弥陀様のお名前をお呼びする時、どのような思いで称えているでしょうか。多くの場合、先立った方々のご供養のため -
心ゆくまで味わう 法然さまの『選択集』 第8回
浄土宗で〝第一の聖典〟と位置づけられる書物『選択本願念仏集』(『選択集』)。「極楽往生を遂げるためには、何より〝南無阿弥陀仏〟とお念仏をとなえること」とする浄土宗の教えを、宗祖法然上人(1133ー1212)が微に入り細に入り説き示された「念仏指南の書」ともいえるものです。大正大学教授・林田康順先生に解説していただきます。 第2章善導和尚正雑二行を立てて、しか