浄土宗新聞

東日本大震災10年 仙台仏教会が慰霊供養オンライン配信

仙台仏教会の僧侶らで勤められた慰霊法要

仙台仏教会の僧侶らで勤められた慰霊法要

東日本大震災から10年目となった3月11日、仙台市内にある宗派を超えた仏教寺院90カ寺で組織する一般社団法人仙台仏教会が主催、曹洞宗を設立母体とする東北福祉大学が共催となり、「東日本大震災10年慰霊供養」を同大学法堂で勤め、オンラインでも配信された。
これは、仏教界として、被災者に想いを巡らせて祈り追悼し、コロナにより人とのつながりが希薄になりがちな今にあっても忘れないという気持ちを東北に届けたいと企画したもの。
東日本大震災物故者の供養、同大学長千葉公慈師の基調講演、関連団体代表によるパネルディスカッションの三部構成で進み、「私たちは忘れない あの日のこと あの人のこと… いまだからこそつながる~」をキーワードに被災地に想いを届けた。