浄土宗新聞

埼工大・正智深谷高 深谷駅でトンガ支援を呼びかけ

部員たちは募金に協力してくれた人たちに感謝の言葉を伝えていた

部員たちは募金に協力してくれた人たちに感謝の言葉を伝えていた

浄土宗の宗門学校である埼玉工業大学と正智深谷高等学校(ともに埼玉県深谷市・柗川聖業理事長=東京都・智香寺住職)のラグビー部関係者が2月3日、1月に海底火山の噴火で被害に見舞われたトンガ王国を支援しようと、地元・JR深谷駅で募金活動を行った。
両校は、これまでトンガ出身の留学生を受け入れ、国内トップレベルのラグビー選手を育ててきたことから、同部関係者が発案。当日は、コロナ感染防止のため、大学のラグビー部員など6人に限定して行った。
トンガ出身で、同大学ラグビー部コーチを務めるノフォムリ氏は「多くの人が協力してくださり、大変うれしい。これがトンガ復興の一助となれば」と話す。
集まった募金は、大使館を通じてトンガ王国に送金される。