浄土宗新聞

クーデター犠牲者偲び 平和を祈念  『ミャンマー 鎮魂と平和を祈る集い』

キャンドルを灯し祈りを捧げる参加者ら

キャンドルを灯し祈りを捧げる参加者ら

4月18日、ミャンマー国内でのクーデターによる犠牲者の追悼と同国の平和を祈念する「ミャンマー 鎮魂と平和を祈る集い」が、大本山増上寺(東京都港区)で開かれた。
この集いは、日本とミャンマーの友好と親善を目的とした、一般社団法人日本ミャンマー友好協会が主催したもの。毎年、相互交流を目的とした行事「ミャンマー祭り」で会場を提供する同寺が協力して実現した。
同寺大殿(本堂)前広場に、在日ミャンマー人ら千人以上が参集。同寺の僧侶による読経と法話に続き、在日ミャンマー人僧侶が読経を勤めた。参加者は、持参したキャンドルライトに明かりを灯し手を合わせ、ミャンマー国内の平和を祈り、犠牲者を追悼した。
主催の同協会担当者は、「在日ミャンマー人の皆さまと祈りを捧げられたことに感謝してる。一日も早くミャンマーに平和がもどるよう、今後も祈りを続けていきたい」と話した。