浄土宗新聞

鷹司誓玉台下4月上旬で退任 新法主に川名観惠師 大本山 善光寺大本願

法主に推戴された川名師

法主に推戴された川名師

大本山善光寺大本願(長野市)第121世法主・鷹司誓玉台下の任期満了に伴い、2月17日に浄土門主・法主推戴委員会(委員長=川中光敎宗務総長)が東京宗務庁で開催された。

同委員会では、後任として東京都港区の善光寺住職・川名観惠(かんえ)師を推戴候補者とすることを全会一致で決定。川名師の承諾を得、同寺第122世法主として推戴することとなった。任期は4月9日から、令和11年4月8日までの4年間。

川名師は昭和15年生まれの85歳。38年大正大学を卒業。58年8月より千葉県鋸南町の別願院住職、平成9年9月より善光寺住職、26年12月より大本山願善光寺大本願副住職。浄土宗吉水会や尼僧教師後援会の会長などの要職を歴任。また、令和6年には大本山増上寺で営まれた浄土宗開宗850年慶讃法要において、善光寺大本願ご法主・鷹司台下の代わりとして右導師の大役も務められた。

鷹司台下は、昭和4年生まれの95歳。同寺尼僧修練道場長、尼僧法団総裁、ガールスカウト日本連盟長野県第31団々委員長、全日本仏教婦人連盟名誉会長などの要職を歴任。平成9年に法主に就任。令和3年からの7期目の任期満了での退任となる。

大本山善光寺大本願
出家した聖徳太子の后・尊光上人を開山と仰ぎ、以来皇族や公卿などの家柄から出家した尼公上人が住職を務める尼僧寺院。
天台宗善光寺大勧進とともに、本坊として善光寺を護持する。