大本山善光寺大本願第122世法主に 川名観惠新法主認証式

大本山善光寺大本願(長野市)の第122世法主に推戴された川名観惠台下の法主認証式が5月14日、総本山知恩院で執り行われた。
13時30分から同院古経堂で行われた認証式では、浄土宗、知恩院、善光寺大本願の各役職者と川名台下が住職を務めていた善光寺(東京都港区)の関係者ら約30人が参列。浄土門主・伊藤唯眞猊下から川名台下に法主認証書が授与された。
伊藤猊下は、「積極的に大衆を教化していってほしいと」と祝辞を述べられた。
続いて御影堂で法然上人に法主就任を奉告する法要を勤めたのち、上人の墓所である御廟に向かって遙拝された。その後、月光殿で行われた壽賀式で、川名台下は「浅学の身ではございますが、皆さまにご支援いただきながら努めていきたい」と決意を語られた。