浄土宗新聞

飯田実雄新法主認証式 大本山清浄華院にご入山

総本山知恩院にて、伊藤猊下(左)から認証書が、飯田台下へ授与された

総本山知恩院にて、伊藤猊下(左)から認証書が、飯田台下へ授与された

5月26日に大本山清浄華院(京都市上京区)の第83世法主に推戴された飯田実雄台下の法主認証式と入山式が6月25日、それぞれ総本山知恩院と大本山清浄華院で厳粛に執り行われた。
午前10時から知恩院大方丈で行われた認証式では、浄土宗、知恩院、清浄華院の各役職者と飯田台下が住職を務めていた安楽寺(長野県駒ヶ根市)関係者ら約50人が参列、浄土門主・伊藤唯眞猊下から飯田台下に法主認証書が授与された。
伊藤門主は、「飯田台下のもと、皆がともに手を取り合い、清浄華院を盛り立ててほしい」と祝辞を述べられた。
続いて知恩院御影堂で法然上人に法主就任を奉告する法要を勤めたのち、上人の墓所である御廟に向かい遙拝された。
飯田台下は「法主を引き受けたことに悩んだ時期もありましたが、全国の友人や安楽寺檀信徒から激励をいただき、自分にもできることがあるのではないかと思い、決意しました。これからも精進努力を重ねていきたい」と挨拶された。
認証式終了後、飯田台下は、清浄華院御影堂で入山式に臨まれ、参列の関係者らとともに、法然上人と同寺歴代上人に入山を奉告された。