浄土宗新聞

お寺で心静かなひと時を 「夜の写経会」を開催 大本山清浄華院

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飯田台下のお話に耳を傾ける参加者
飯田台下のお話に耳を傾ける参加者

京都市上京区にある大本山清浄華院(飯田実雄(いいだじつゆう)台下)では、5月から月に一回「夜の写経会」を実施し、話題を集めている。
同院は多くの方が参加できる催しを思案する中で、「夜に実施すれば仕事終わりや家事がひと段落した人たちが来やすいのではないか」と、19時からの写経会を企画した。
初めての人でも参加しやすいように毎回違うテーマが設けられ、講師は同院法主の飯田実雄台下が務める。
6月2日に開催した第2回目には20名が参加。飯田台下から今回のテーマ「写経体」についての説明やポイントを伝えられたあと、参加者は心静かに目の前の写経に取り組んだ。
同院職員の松田道観(どうかん)師は「初めての方も多いので、まずは写経に対する敷居を下げたい」と話し、今後はより多くの人が参加できるように、オンラインでの実施も検討をしているという。

今後の開催予定日や詳細は同院HPから。