浄土宗新聞

お寺が縁をつなぐ場に 「お寺でクリエイター作品展」 熊本・來迎院

出展した6名の作家の作品が会場いっぱいに並べられた

出展した6名の作家の作品が会場いっぱいに並べられた

熊本市西区にある來迎院(小川修海(しゅうかい)住職)で、6月3日から5日、イラストや漫画、点描画など、様々なジャンルの作家が県内外から参加し、作品を展示・販売する「お寺でクリエイター作品展」を開催。約50人が来場し、個性あふれる作品の数々を手に取っていた。
同院副住職の小川大心(だいしん)師は「檀信徒以外にも気軽に寺院に来てほしい」との思いから本堂をレンタルスペースとして提供しており、同展の開催は今回で4回目。
この作品展は、展示発表の場を増やすだけでなく、会場である同院を知ってもらうことも目的にしており、作家らは毎回「來迎院」を共通テーマにオリジナル作品を制作し、展示している。
小川師は「作品展に来られた方から仏事作法の質問を受けることもあり、お寺とのご縁もつながっていると実感します」と話す。
次回は10月を予定しており、今後も定期的に開催するという。