浄土宗新聞

世界宗教者平和会議(WCRP)日本委員会 新理事長に戸松義晴師

戸松義晴師

戸松義晴師

世界宗教者平和会議・日本委員会は9月13日、新理事長に浄土宗心光院(東京都港区)住職の戸松義晴(ぎせい)師を選出した。
世界宗教者平和会議(WCRP)とは、1970年に発足した国際NGO。諸宗教間の対話と相互理解から生まれる叡智を結集し、世界平和の確立及び文化の向上に寄与することを目的としている。
戸松理事長は「宗教者が一人の人間として多くの人の喜びや悲しみに寄り添っていけるよう、現場性を大事にしていきたい」と所信表明を行った。
戸松師は、昭和28年生まれの69歳。慶應義塾大学、大正大学大学院を経て、ハーバード大学大学院神学校で神学修士号を取得。93年から心光院住職を務め、全日本仏教会理事長、日本宗教連盟理事長などを歴任している。