浄土宗新聞

ウクライナ支援とともに 仏教青年会30周年記念式典開催 宮城・大願寺

歌声を披露するナターシャ・グジー氏

歌声を披露するナターシャ・グジー氏

宮城県仙台市にある大願寺(佐藤良隆(りょうりゅう)住職)の檀信徒で組織される大願寺仏教青年会が10月16日、活動30周年を記念した式典を同寺で開催した。
式典に続き東北地方で活躍する落語家六華亭遊花(ろっかていゆうか)師の「試し酒」を披露。また、ウクライナの現状を見て支援に繋げたいと同国出身のバンドゥーラ奏者ナターシャ・グジー氏の演奏会を実施。日本・ウクライナの曲全11曲を披露し、参加者の中には涙を流す光景も見られた。
同寺佐藤住職は「30年間仏青会の活動が続き、記念式典も開催されたことは、役員たちの力と感謝しております」と語り、同会会長の窪田哲也氏は「未来に向けより楽しく意義のある活動を目指したい」と話した。