浄土宗新聞

浄土宗宗立宗門学校 全国の舞台で熱戦

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東山(京都)・鎮西(熊本)・正智深谷(埼玉)・佛大(京都)が全国大会に

年末年始に行われたスポーツの全国大会に浄土宗の宗立宗門学校が出場。その大舞台で出場各校が躍動した―。

サッカー 東山が初の準優勝

全国高校サッカー決勝 岡山学芸館戦でシュートを放つ東山の真田蓮司選(右)(朝日新聞社 提供)
全国高校サッカー決勝 岡山学芸館戦でシュートを放つ東山の真田蓮司選(右)(朝日新聞社 提供)

12月28日から1月9日にかけ、関東圏9カ所の会場で行われた「第101回全国高校サッカー選手権大会」に東山高等学校(京都)が出場。3年生の真田蓮司(れんじ)選手、松橋啓太選手を中心に初優勝を目指す同校は、1回戦を制して勢いをつけると、以降も勝利を重ねて初の決勝へ。決勝は、同じく初優勝を目指す岡山学芸館高等学校(岡山)と対戦となった。
東山は1点を先制されるも、前半終了間際に真田選手がシュートを決め、同点に追いつく。このまま勝利を目指したいところだったが、後半7分にゴールを決められ、勝ち越しを許してしまう。東山は果敢にゴールに迫るが、相手守備陣を崩すことができず、1対3で試合終了。優勝こそ逃したものの、初の準優勝という堂々たる結果を収めた。

バレー、バスケ 駅伝でも奮闘

1月4日から8日まで東京体育館(東京都渋谷区)で行われた「第75回全日本バレーボール高等学校選手権大会( 春高バレー)」男子の部には、東山と鎮西高等学校(熊本)が出場。共に勝ち進み、準決勝は宗立校同士の対決に。試合はフルセットにもつれ込む大接戦になるも、第5セットを制した鎮西が決勝へと進んだ。決勝で駿台学園高等学校(東京)と対決した鎮西は2セットを連取し、優勝まであと一歩とするも、立て続けに3セットを取られ、惜しくも優勝を逃した。
12月23日から29日まで、東京都内2カ所を会場に行われた「第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会」男子の部では、正智深谷高等学校(埼玉)が11年連続出場。初戦に僅差で勝利するも、2回戦で美濃加茂高等学校(岐阜)に惜敗し、戦いを終えた。
12月30日に静岡県の富士山麓で行われた「2022全日本大学女子選抜駅伝競走」には佛教大学(京都)が出場。
21位でのゴールとなるも、2区で一時10位になるなど力走を見せた。
今後も宗立宗門学校の活躍に期待したい。