ニュース一覧
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施しの気持ちを持って 施餓鬼会
「施餓鬼会」は「おせがき」とも呼ばれ、とくに5月から8月のお盆前後にかけて多くの浄土宗寺院で営まれます。亡くなった方々を供養するためだけに行うと捉えている方も少なくないと思いますが、本来の目的は、常に飢え苦しむ餓鬼の世界に生まれてしまった存在に飲食を施して供養することで、その功徳をご先祖さまや縁のあった方などに回し向けるという意味をもっています。由来について -
寄り添い ともに歩む 開宗850年慶讃法要・別時念佛会 3月13日 全国浄土宗青年会
3月13日、全国の若手僧侶で組織する全国浄土宗青年会(寺井孝導理事長=北海道・宝隆寺副住職)は、総本山知恩院(=京都市東山区・伊藤唯眞門跡)で、本年ご正当となる浄土宗開宗850年を記念する「別時念佛会・開宗850年慶讃法要」を、全国より約180名の会員参加のもと厳修した。 法要に先立ち、浄土宗宗務庁(京都市東山区)で、墨絵アーティストの茂本ヒデキチ氏(本 -
浄土宗開宗850年 受け継がれるお念仏の灯
令和6年(2024)は、法然上人が浄土宗を開かれてから850年目にあたります。「南無阿弥陀仏」ととなえれば、極楽浄土へ往生することができるとの浄土宗の教えは、上人が生涯をかけて広められたものです。上人がこの教えを広めるきっかけには、ある高僧との出会いがありました。 『拾遺古徳伝絵(しゅういことくでんえ)(常福寺(じょうふくじ)本)』に描かれる、善導大師(写真 -
コルクアートの法然さま 園児たちが制作 東京都台東区・共生保育園
東京都台東区の玉蓮院住職、古屋道明師が園長を務める「共生保育園」が、令和2年に玉蓮院開創400年、共生保育園創立70周年を迎えた記念行事の一環として、法然上人の御影をコルクアートで制作した。 これは古屋師が、同園の創立70周年を記念すべく、卒園生の父親でコルクアーティストとして活躍する久保友則氏に制作を依頼したもの。久保氏は、依頼された作品を同園に関わる人た -
LINEをお念仏の一助に 埼玉教区が『お念仏日記』を公開LINEをお念仏の一助に
埼玉教区(和氣昭祐教区長)が、このほど同教区の浄土宗開宗850年記念事業の一環として、LINEの公式アカウント『お念仏日記』を作成、公開した。 公式アカウントのメニュー。日替わりで法然上人のお言葉が現代語訳とともに掲載されるコンテンツや、各種行事の情報や案内などもあり、今後も継続的に更新する予定 これは日常生活でお念仏を相続する助けとなることを目的として制作 -
大切な人と思いつなげるお念佛 開宗八百五十年慶讃法要・コンサート 開催 浄土宗東京教区
2月23日、浄土宗東京教区(髙橋誠実教区長)では、浄土宗開宗850年を記念して、「開宗八百五十年慶讃法要・さだまさし記念コンサート」を、大本山増上寺(東京都港区)で開催した。僧侶・檀信徒ら延べ900名が参加するなか、「大切な人と思いつなげるお念佛」をテーマに、コンサートや法要、同教区青年会の協力による「東北三県ふれあい物産店」などを営んだ。午前中は、浄土宗宗