ニュース一覧
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一度立ち止まり 一年を振り返る 除夜会
年の瀬も12月半ばを過ぎると、新年を迎えるための準備で、慌ただしい日が続きます。そんな年末の行事と聞くと「除夜の鐘」を思い浮かべる方も多いでしょう。12月31日にお寺や、テレビから聞こえる低く重々しい「ゴーン」という鐘の音を聞くと、「今年も終わり」と実感しますね。 「除夜」とは、「旧年を除き、新年を迎える夜」という意味で、まさに一年の終わりを告げる合図とも -
ヤマザキマリ氏、立川談慶氏ら、幸せについて語る 第5回法然フォーラム 開催 10/31 札幌・道新ホール
浄土宗(川中光敎宗務総長)は10月31日、令和6年(2024)に迎える浄土宗開宗850年の慶讃事業の一つ、「浄土宗開宗850年記念法然フォーラム これからの幸せ」の第5回目を、札幌市の道新ホールで開催、約630名が来場し、盛会となった。 これは、開宗850年のキャッチコピー「お念佛からはじまる幸せ」をもとに、紛争・疫病・自然災害が頻発し、世界の平和が揺らぐ -
新曲の売り上げ ラハイナ浄土院の復興に ペペのプロデューサーが法要で楽曲を披露
音楽プロデューサ―片山始さんが、自身のプロデュースする女性歌手デュオ・ペペ(Paix2)の出身地鳥取の戦国武将・吉川経家を偲ぶ演歌「久松山」を制作、CDの売り上げを8月に山火事で伽藍が焼失したハワイのラハイナ浄土院復興のため寄付している。 同曲は、片山さんと親交のあった経家の菩提寺・眞教寺(鳥取市)永井廣道住職からその遺徳を広く知ってもらいたいと3年前に依 -
特別展「法然と極楽浄土」 24年春に東博 秋に京博 25年秋に九博で
令和6年に浄土宗開宗850年を迎えることを機に、その歴史を、全国の浄土宗寺院などが所蔵する国宝、重要文化財を含む貴重な名宝によってたどる特別展「法然と極楽浄土」が、来年春より再来年秋にかけ、東京・京都・九州の3国立博物館で開催される。 10月24日、東博で開催された報道発表会で、川中光敎浄土宗宗務総長は「浄土宗の檀信徒だけでなく多くの人に法然上人の教えに触れ -
フェリシモ×おてらおやつクラブ おそなえギフトなど販売
通販会社のフェリシモが、子どもの貧困問題解決を目指す認定NPO法人おてらおやつクラブ(松島靖朗代表=奈良県・安養寺住職)とのコラボを展開している。 これは同社が、寺院にあがったおそなえを仏さまからのおさがりとして、困りごとを抱える家庭におすそわけする同クラブの活動に共感し企画。食品を詰めたおそなえギフトを1口108円から共同購入し支援するプロジェクトや、仏 -
寺院がいのちを紡ぐ拠り所に 東西で生活困窮者のための墓碑完成 大阪・大蓮寺 東京・光照院
路上生活者らに雑誌販売を委託して自立支援する団体「ビッグイシュー(BI)日本」との協力で、大阪市の大蓮寺と東京都の光照院に、生活困窮者のための墓碑が完成し、10月11日に建碑式などが両寺で行われた。社会的に重要な貧困問題で死後の弔いをも視野に入れた取り組みだ。 イギリス発祥のBIとは、同名の社会評論誌(450円)をホームレス状態の人が繁華街などの路上で販売