ニュース一覧
-
原爆犠牲者・戦没者80年慰霊法要 平和を願う式典に日下部台下が登壇
浄土宗長崎教区(久富伸行教区長)が6月17日、長崎市の聖徳寺(金子孝司住職)で「原爆犠牲者・戦没者80年慰霊法要・長崎―念仏者による恒久平和を願う集い」を厳修した。 これは、1945年の長崎原爆投下から80年を迎える本年、犠牲となった多くの命に哀悼の誠を捧げるとともに、念仏者として戦争の悲惨さを心に刻み、二度と繰り返さないという平和への願いを新たにする場とし
-
東山中学校 「修養会」を開催 生徒たちが仏教にふれる2日間
6月18、19日に京都にある浄土宗宗立学校の東山中学校(塩貝省吾校長)が総本山知恩院(京都市東山区)で修養会を開催、同校の1年生約180名が参加し、今回はコロナ禍後初めて宿泊を伴って行われた。 同校では、宗教の授業で、仏教について学んでいる。この行事は、授業ではできない寺院での仏教経験を通じて、知識だけでない人として大切なものを得ることを目的としたもの。生
-
本堂の建て替えを記念し 35年ぶり大日如来坐像開扉
5月4日から6日まで、滋賀県湖南市の正福寺(山川正道住職)が本堂落慶記念として、秘仏・大日如来坐像(重文)を35年ぶりに開扉、期間中約600人が参拝し、にぎわいを見せた。 同寺は733年、聖武天皇の勅願所として、華厳宗の良弁上人が開山したと伝わり、明暦年間(1655~1658)に浄土宗に改宗した。近年、本堂の老朽化が進み内陣も手狭だったことから260年ぶりに -
悲願の本堂落慶法要 お念仏の〝縁〟 広まる〝場〟に
浄土宗(川中光敎宗務総長)の海外での開教(浄土宗の教えを広める)の拠点の一つで、ブラジルで活動する南米開教区(佐々木良法開教総監)が、パラナ州クリチバ市にあるクリチバ日伯寺本堂の落慶を祝う「浄土宗南米開教区クリチバ日伯寺本堂落慶入佛法要」を6月8日に営んだ。 南米開教区は、昭和29年(1954)、にサンパウロで布教活動を行ったことに始まり、現在、同国内に4カ
-
南米の地に響く念仏の声 浄土宗南米開教区が70周年記念法要
クリチバ日伯寺落慶法要に先立つ6月6日、ブラジルで活動する浄土宗南米開教区(佐々木良法開教総監)が、令和6年に同教区が70周年を迎えたことを記念し、サンパウロ州サンパウロにある南米浄土宗別院日伯寺で、「浄土宗南米開教70周年記念法要」を営んだ。 同開教区は昭和29年(1954)、浄土宗の特命開教使で後に初代総監となる長谷川良信師がサンパウロで布教活動をしたこ
-
絃が奏でる多様な響き 大本山金戒光明寺で弦楽四重奏コンサート
6月1日、(公財)京都コンサートホールが大本山金戒光明寺(京都市左京区)の御影堂で、「弦楽四重奏コンサート“アトリエ王国『旅する王様』”」を開催。子どもからお年寄りまで400名以上が訪れ、演奏を楽しんだ。 これは、同館の開館30周年記念し、京都市内をクラシック音楽で満たすことを目的に市内の10カ所で開催を予定している「Kyoto Music Caravan