ニュース一覧
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お寺で過ごす夏休み 神奈川教区が「夏期僧堂」を開催
7月23日から25日までの3日間、神奈川教区(夏見裕貴教区長)が大本山光明寺(神奈川県鎌倉市=柴田哲彦台下)で「夏期僧堂」を開催、小学2年生から高校1年生までの子どもたち28名が参加した。 これは、仏教を体験的に学ぶとともに、仲間と協力し合う心を育むことを目的に毎年行われている。 初日の開堂式は、柴田台下が導師を務め、「お友だちと力を合わせ、充実した3日間
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今秋「法然と極楽浄土」 九州ゆかりの名宝多数
令和6年に浄土宗が開宗850年を迎えるに際して企画され、東京国立博物館、京都国立博物館の開催で17万人以上を動員した特別展「法然と極楽浄土」が、九州国立博物館(福岡県太宰府市)で10月7日から11月30日まで催される。 7月17日、開催に先立ち九博で行われた記者発表会で、浄土宗の川中光敎宗務総長は、「法然上人や浄土宗を身近に感じてもらうきっかけになれば」と
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秘仏が拝める 後醍醐天皇御忌
9月27日、後醍醐天皇のが勅願寺とした如意輪寺(奈良県吉野町=加島公信住職)が同天皇の遺徳を偲び御忌法要を営む。 当日は、11時から天皇の御霊殿・塔尾陵から本堂まで行列を行い、法要を勤める。そのほか、通常非公開の本堂や同天皇の念持仏(私的に拝むための仏像)で秘仏の本尊・如意輪観音菩薩や天皇自作の木像などを拝観可能。本尊と木像を同時に見られるのはこの日のみ。 -
平和への願い新たに後世へ繋ぐ 秋田・宮城 平和誓願のつどい開催
秋田教区教化団(高橋龍彦教化団長)と宮城教区教化団(太布基雄教化団長)が7月26、27日、秋田市と仙台市それぞれで「平和誓願のつどい」として、激しい迫害を受けながらも、反戦を訴え続けた僧侶の物語『明日へ―戦争は罪悪である―』の上映会と同作監督のトークショーを行った。 これは本年が終戦80年にあたることをうけ、悲惨な戦争の記憶を心に刻み、平和への願いを新たに
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大本山 金戒光明寺 法主 藤本淨彦台下 2期目へ
大本山金戒光明寺(京都市左京区)法主の任期満了に伴い、浄土門主・法主推戴委員会(委員長=川中光敎宗務総長)が7月25日、浄土宗宗務庁(京都市東山区)で開かれ、第76世法主藤本淨彦台下の2期目推戴が決まった。任期は令和7年8月26日から4年間。 藤本台下は昭和19年生まれの81歳。山口県周防大島町出身。41年に早稲田大学を卒業後、46年に大谷大学大学院博士課
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世界平和の訪れ願い 戦没者追悼・平和祈念法要を厳修
8月1日、長野市にある、浄土宗大本山善光寺大本願と天台宗大本山善光寺大勧進の2宗派の大本山によって護持されている信州善光寺が「戦後80年戦没者追悼・平和祈念大法要」を営んだ。 これは80年目の終戦記念日である8月15日を前に、戦没者を悼み、平和への思いを新たにするとともに、世界各地で戦火が止むことを願い勤めたもの。 境内奥に建つ日本忠霊殿前広場を会場に大