ニュース一覧
-
仏教伝道文化賞 沼田奨励賞に 吉水岳彦師 社会事業・被災地支援への尽力を評価
仏教精神と仏教文化、その学術振興を促進することを目的とする(公財)仏教伝道協会が、10月17日、第58回仏教伝道文化賞贈呈式を仏教伝道センタービル(東京都港区)で開催、浄土宗から吉水岳彦師(東京都台東区・光照院住職)が「仏教伝道文化賞 沼田奨励賞」を受賞した。 仏教伝道文化賞は、国内外を問わず、仏教関連の研究や論文、美術や音楽、仏教精神を基に活動する実践者な -
浄土宗芸術祭美術展 高僧名号展も併催
浄土宗芸術家協会(光成輝道理事長)は、京都市美術館別館で、11月26日から月1日まで第49回浄土宗芸術祭美術展を開催する。 浄土宗僧侶や檀信徒をはじめとする同協会の会員が絵画、彫刻、写真、工芸、書などの幅広いジャンルの作品を出展。昨年に引き続き、浄土門主・法主墨蹟展、宗立宗門校学生美術展、現役浄土宗僧侶の名号展覧会ならびに、浄土宗開宗850年慶讃事業の浄土宗 -
能登半島地震を〝自分事〟として考える 大阪・生福寺が被災寺院の僧侶招き講演会
9月25日、大阪府泉大津市の生福寺(石原成昭住職)が「能登地震を自分事として考えてみませんか」と題した講演会を行った。能登半島地震の被災者の体験談を通じて、被災地の現状や地震に対する備えについて参加者に考えてもらうことを目的としたもので、能登半島地震追悼法要と併せて開催した。講演には、能登半島地震で大きな被害を受けた宝幢寺(石川県七尾市)副住職の高田光順師が -
第43回関東地区浄土宗児童教化連盟研修会 お念仏とライブペイントのコラボが好評
児童教化の推進を目的とする浄土宗関東地区児童教化連盟が、9月9日、ホテルニューイタヤ(栃木県宇都宮市)を会場に、第43回関東地区浄土宗児童教化連盟研修会を開催した。 当日は、作曲家・元東京藝術大学講師の青島広志氏や、動植物画家のumi.氏、教育・社会活動家の杉本哲也氏による講義が行われ、この中、umi.氏の講義中には「ライブペイント」も行われ、参加者の注目を -
浄土宗にまつわる名品156点が出展 特別展「法然と極楽浄土」開催 京都国立博物館
10月8日から、京都国立博物館(京都市東山区)で特別展「法然と極楽浄土」が始まった。この展覧会は、内乱や災害などが頻発していた平安時代末期に、「南無阿弥陀仏」ととなえることで誰もが平等に救われるという教えに法然上人が出会い、承安5年(1175)に浄土宗を開宗してから850年を迎えたことを機に開催されるもの。 多くの困難を乗り越え、万人の救済を目指しお念仏の教 -
伝統の作法で開宗を寿ぐ 浄土宗開宗850年慶讃法要令和6年十夜法要円成 大本山 光明寺
大本山光明寺(神奈川県鎌倉市)が、10月12日に浄土宗開宗850年慶讃法要を、13日から14日にかけて恒例の十夜法要を営んだ。浄土宗開宗850年の正当となった本年、浄土宗総本山、大本山では、開宗850年を迎えたことを寿ぎ、お念仏をとなえ、法然上人に報恩感謝を捧げることを目的に慶讃法要を勤めている。 十夜法要は、光明寺第9世祐崇上人が、後土御門天皇の勅許をうけ