ニュース一覧
-
寺院を身近に感じてもらうために 5年ぶり 〝子安地蔵尊祭り〟開催 兵庫・善福寺
7月24日、兵庫県三木市の善福寺(善村龍昭住職) が子安地蔵尊夏祭りを5年ぶりに開催し、境内に子どもたちの声が戻ってきた。これは、同寺に祀られる子安地蔵に子どもの健康などを願い、50年以上続けられてきたもの。令和2年より新型コロナの蔓延により中止していた。当日は、数珠繰りや念仏会で、子どもたちがとなえるお念仏が堂内に響いた。また、風船釣りなどのさまざまな催し -
お寺の子どもが夏の修行 宗門子弟教養講座 開催 総本山知恩院・大本山光明寺
宗門子弟教養講座が7月24日から26日に総本山知恩院(京都市東山区) 、7月23日から25日に大本山光明寺(神奈川県鎌倉市) で開催された。この講座は小学生から高校生までの寺院の子弟を対象に仏教の教えや作法など、基礎的な教養を身に付けてもらうために、毎年開催されているもの。知恩院は6名、光明寺は19名が全国の浄土宗寺院から集まった。 知恩院では法式や仏教学の -
伝承の踊躍念佛で開宗祝う 本山蓮華寺が850年慶讃法要 10月18日
滋賀県米原市の本山蓮華寺(井澤隆德貫主) が、10月18日に浄土宗開宗850年慶讃法要を営む。これは、本年、法然上人が浄土宗を開かれて850年を迎えたことを記念し、参列者にその教えに触れてもらい、ともにお念仏をとなえ喜びを分かち合うことを目的としたもの。 当日10時より、井澤隆德貫主の御親修で、山形県山形市の称念寺・井澤隆明住職を脇導師に法要を営む。法要では -
また会う日を楽しみに 秋彼岸
暑すぎた夏もだんだんと終わりを迎える9月。真っ赤な彼岸花が咲き誇り、私たちに「お彼岸」の到来を知らせてくれます。秋のお彼岸は、秋分の日を中日とした一週間(今年は9月19日から25日) に行われます。国民の祝日に関する法律によれば、秋分の日は「先祖を敬い、亡くなった人々を偲ぶ」ことが趣旨とされています。 「さとりの世界」を表す「彼岸」ですが、浄土宗においては、 -
ご先祖を想いお念仏をとなえましょう お盆
全国的に7月から8月にかけて営まれる「お盆」は、多くの方が家族や親戚と一緒に過ごす時期であり、私たちの生活に深く根付いた行事です。 その起源は『盂蘭盆経(うらぼんぎょう) 』というお経に説かれるお釈迦さまの弟子・目連尊者の話にあります。 ―あるとき、目連尊者は、亡き母親が飢えと渇きに苦しむ餓鬼の世界に生まれ変わってしまっていることを知り、お釈迦さまにどうした -
浄土宗教誨師会 開宗850年慶讃記念事業 阿波介追善法要 記念講演 開催 6/26 平泉・中尊寺
教誨活動を行う浄土宗教師で組織される浄土宗教誨師会(堀芳照理事長)が6月26日、天台宗大本山中尊寺(岩手県平泉町)で、浄土宗開宗850年慶讃「阿波の介追善法要並びに記念講演会」を行った。これは、浄土宗開宗850年を機に法然上人の弟子の一人で同寺にゆかりのある阿波介を讃える趣旨で同会が企画し、実現したもの。 阿波介は、平安時代の陰陽師で人の心を誑し、謀で人を欺