最新記事一覧
-
京都教区「お念仏のつどい」浄土宗開宗850年慶讃法要 併修 大本山百萬遍知恩寺
浄土宗京都教区は11月25日、大本山百萬遍知恩寺(京都市左京区)において、浄土宗開宗850年慶讃法要と「お念仏のつどい」を厳修した。 これは、同教区教化団が毎年主催する恒例行事で、今回は浄土宗開宗850年慶讃法要も併修。 会場となった百萬遍知恩寺は「数珠繰り」発祥の地。慶讃法要後には、参列者と僧侶がともに、数珠玉1080顆、長さ110㍍もの大念珠を膝の上にの -
大本山ご法主台下 新年ご法話
浄土宗には由緒沿革により全国に七つの大本山があります。その住職を法主(ほっす)といい、「ご法主台下(だいか)」とお呼びしています。新年にあたり、各大本山のご法主台下から読者の皆さまに一口法話を頂戴いたしました。 大本山 増上寺法主 小澤憲珠台下 法然上人のご法語『一紙小消息』のなかで、あい難き本願に出会い、阿弥陀さまの浄土に往生できることは無上の悦びであると -
浄土門主 総本山知恩院門跡 伊藤唯眞猊下 年頭ご挨拶
念仏の心で紡ぐ 社会の安寧 阿弥陀仏の慈光のもと、令和7年の新春をお迎えになられましたことと心よりお慶び申し上げます。 昨年元日に発生した能登半島地震、さらには9月の奥能登豪雨により、多くの方々が被災されました。今もなお、困難な生活を余儀なくされている方々が多くおられます。あらためて被災された皆さまにお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興を祈念いたします -
令和6年12月
-
心ゆくまで味わう 法然さまの『選択集』 第26回
浄土宗で〝第一の聖典〟と位置づけられる書物『選択本願念仏集』(『選択集』)。「極楽往生を遂げるためには、何より〝南無阿弥陀仏〟とお念仏をとなえること」とする浄土宗の教えを、宗祖法然上人(1133ー1212)が微に入り細に入り説き示された「念仏指南の書」ともいえるものです。大正大学教授・林田康順先生に解説していただきます。 第4章三輩念仏往生の文② ||味わい -
日本一の茶鑑定士が選んだ絶品のお茶を味わいたい お茶のもりた園
京都府城陽市・正行寺檀信徒 「全国茶審査技術競技大会」というものをご存じだろうか? 1956年から開催されている競技で、全国から選りすぐりの茶師が集まって、茶期、品種、産地、闘茶の4種目を審査しながらお茶の鑑定技術を競うというものである。 その権威ある大会で、3度も全国優勝を果たして農林水産大臣賞に輝いたのが、京都府城陽市の閑静な住宅街に店を構える「お茶のも