最新記事一覧
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災害時に宗内の人材活用を 「浄土宗災害支援ネットワーク」構築を目指す 福島・阿弥陀寺
1月1日に発生した能登半島地震。不安な状況の中、いまだ多くの人が不自由な避難生活を強いられている。東日本大震災などでの被災者支援の豊富な経験を基に、今後の災害への対応、防災のために活動できる僧侶らの養成を続け、「浄土宗災害支援ネットワーク」の構築を目指す福島県いわき市の阿弥陀寺・馬目一浩副住職(51)に、今までの活動の中で感じたことや、災害時に寺院ができる役 -
105名の僧侶 新たな門出に身を引き締め 知恩院・増上寺 伝宗伝戒道場成満
浄土宗の教師(僧侶)になるための最後の修行である伝宗伝戒道場が、12月4日から25日まで総本山知恩院(=京都市東山区・伊藤唯眞猊下)で、12月6日から27日まで大本山増上寺(=東京都港区・小澤憲珠台下)でそれぞれ開筵され、105名の新たな僧侶が誕生した。 伝宗伝戒道場とは、浄土宗義の真髄である「宗」と、浄土宗僧侶が習慣的に守るべき規範である「戒」を相伝する -
宗立宗門学校 スポーツの全国大会で健闘
年末年始に行われたスポーツの全国大会に浄土宗の宗立宗門学校(※浄土宗の教えを建学の精神・教育の理念に掲げる学校)が出場、晴れの舞台で健闘を見せた。 1月4日から8日にかけ、東京体育館(東京都渋谷区)で行われた「第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)」には、鎮西高等学校(熊本)と正智深谷高等学校(埼玉)が出場。鎮西は初戦となった2回戦に勝 -
日本地域情報コンテンツ大賞2023 岩内サイクル新聞 3位受賞 北海道 帰厚院
北海道岩内町にある帰厚院(成田賢一住職)が発行している『岩内サイクル新聞』は、(一社)日本地域情報振興協会が全国の地域密着型メディアを、クオリティや読者の支持などの視点から選定して表彰する「日本地域情報コンテンツ大賞2023」で読者投票部門全国3位となった。 同紙は、岩内町地域おこし協力隊と道立北海道岩内高校の生徒が中心となり取材・編集を行い、地域の飲食店 -
第32回一千礼拝の会
東京都港区にある観智院(土屋正道住職)が2月10日9時30分から、「第32回一千礼拝の会」を開催する。老若男女、僧俗を問わず、各自の体力に合わせて百礼ずつ念仏をとなえながら礼拝をするもの。途中の出入り自由、椅子席も用意。ユーチューブでオンライン参加可能。2月8日までに郵送・FAX・Eメールで観智院(東京都港区芝公園2―2―13、FAX:03―3431―78 -
リサイクルろうそくで資源の循環と雇用促進
長崎県波佐見町で線香やろうそくの販売を営む株式会社野田武一商店では、寺院や葬祭業者が仏事に用いたろうそくを回収して、障がい者とともにリサイクルろうそくを製造し販売している。葬儀などの場で使いまわしがためらわれ、使い切る前に処分されるろうそくの循環と、社会でハンディキャップを背負う障がい者の雇用を促進する取り組みだ。 「活躍する場を失ったモノに、もう一度火を