最新記事一覧
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心ゆくまで味わう 法然さまの『選択集』 第18回
浄土宗で〝第一の聖典〟と位置づけられる書物『選択本願念仏集』(『選択集』)。「極楽往生を遂げるためには、何より〝南無阿弥陀仏〟とお念仏をとなえること」とする浄土宗の教えを、宗祖法然上人(1133ー1212)が微に入り細に入り説き示された「念仏指南の書」ともいえるものです。大正大学教授・林田康順先生に解説していただきます。 第3章弥陀如来余行を以て往生の本願と -
浄土宗開宗850年 受け継がれるお念仏の灯
令和6年(2024)は、法然上人が浄土宗を開かれてから850年目にあたります。「南無阿弥陀仏」ととなえれば、極楽浄土へ往生することができるとの浄土宗の教えは、上人が生涯をかけて広められたものです。上人がこの教えを広めるきっかけには、ある高僧との出会いがありました。 『拾遺古徳伝絵(しゅういことくでんえ)(常福寺(じょうふくじ)本)』に描かれる、善導大師(写真 -
コルクアートの法然さま 園児たちが制作 東京都台東区・共生保育園
東京都台東区の玉蓮院住職、古屋道明師が園長を務める「共生保育園」が、令和2年に玉蓮院開創400年、共生保育園創立70周年を迎えた記念行事の一環として、法然上人の御影をコルクアートで制作した。 これは古屋師が、同園の創立70周年を記念すべく、卒園生の父親でコルクアーティストとして活躍する久保友則氏に制作を依頼したもの。久保氏は、依頼された作品を同園に関わる人た -
LINEをお念仏の一助に 埼玉教区が『お念仏日記』を公開LINEをお念仏の一助に
埼玉教区(和氣昭祐教区長)が、このほど同教区の浄土宗開宗850年記念事業の一環として、LINEの公式アカウント『お念仏日記』を作成、公開した。 公式アカウントのメニュー。日替わりで法然上人のお言葉が現代語訳とともに掲載されるコンテンツや、各種行事の情報や案内などもあり、今後も継続的に更新する予定 これは日常生活でお念仏を相続する助けとなることを目的として制作 -
大切な人と思いつなげるお念佛 開宗八百五十年慶讃法要・コンサート 開催 浄土宗東京教区
2月23日、浄土宗東京教区(髙橋誠実教区長)では、浄土宗開宗850年を記念して、「開宗八百五十年慶讃法要・さだまさし記念コンサート」を、大本山増上寺(東京都港区)で開催した。僧侶・檀信徒ら延べ900名が参加するなか、「大切な人と思いつなげるお念佛」をテーマに、コンサートや法要、同教区青年会の協力による「東北三県ふれあい物産店」などを営んだ。午前中は、浄土宗宗 -
あの美しい景色に想いを寄せ 大本山と特別寺院が能登半島地震復興祈願札 頒布あの美しい景色に想いを寄せ 大本山 金戒光明寺 特別寺院 誕生寺
大本山金戒光明寺(京都市左京区=藤本淨彦台下)と、特別寺院誕生寺(岡山県久米南町=漆間勇哲住職)が、令和6年能登半島地震の復興支援として特別祈願札を頒布している。 これは、金戒光明寺が被災地支援の募金活動をはじめるにあたり、職員の伊藤英亮師が、以前より同寺の限定御朱印を手掛けているイラストレーター・田中真弓さんが石川県出身であることから、能登半島を題材にした