最新記事一覧
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第60回「成人祝賀会」総本山知恩院 新たな門出を祝って
3月26日、総本山知恩院(伊藤唯眞門跡(ゆい しん もん ぜき)=京都市東山区)が、18歳の新成人や、これまで成人式に参加する機会がなかった人を対象に、帰敬式(き きょう しき)を中心とした成人式「成人祝賀式」を開催し17人が参加した。 帰敬式は、仏教で大切にする仏(仏さま)・法(教え)・僧(教えを共に信仰する仲間) の三宝(さん ぼう)を敬い、それを生涯 -
宗教を超えてともに祈る 開基法要で「踏み絵」殉教者を供養
福岡県香春(か わら)町の光願寺(こう がん じ)(向井雅宣(が せん)住職)が4月13日、開基450年記念法要の中で、「踏み絵」により命を落としたキリスト教徒の慰霊回向を勤めた。 光願寺は、天正(てん しょう)3年(1575)の開山。江戸幕府のキリスト教弾圧政策の一環として人々にキリストやマリアの像を踏ませる「踏み絵」が同寺で行われていたとされ -
ともに亡き人を想う 自死者追悼法要
6月10日、浄土宗東京教区教宣師会(耕野孝順(こう じゅん)会長)が、自死により大切な方を亡くされた遺族などのために自死者追悼法要「俱(く え いっ しょ)会一処(く え いっ しょ)~ともに生き、ともに祈る~」を大本山増上寺(東京都港区)で執り行う。 この法要は流れゆく時間を大切に過ごしてほしいと、毎年「時の記念日」(6月10日)に行っており今年で16年 -
850年慶讃事業「~となえよ つねに~」開催 浄土宗スカウトとしての自覚を新たに
スカウト活動を通じ青少年の宗教心を育むことを目的とする浄土宗スカウト連合協議会(濱田智海(ち かい)理事長)が、3月27日から29日の3日間、大本山増上寺(ぞう じょう じ)(小澤(お ざわ)憲(けん)珠(じゅ)台下=東京都港区)で、第68回「浄土宗スカウト仏教章研修会」を実施、最終日の29日には同協議会による浄土宗開宗850年慶讃事業「~となえよ つねに~ -
念佛結縁柱に幕、勢至堂修理の意義を語る 念佛結縁柱撥遣式と記念講演 総本山知恩院
総本山知恩院(ち おん いん)(伊藤唯眞猊下(ゆい しん げい か)=京都市東山区)が、4月2日、「念佛結縁柱(ねん ぶつ けち えん ばしら)」の撥遣式(はっ けん しき)(仏像や位牌の魂を抜く儀式)を営んだ。 「念佛結縁柱」は、浄土宗開宗850年記念事業の一環として建立された高さ7㍍36㌢の角柱。柱の面には「南無阿弥陀仏」などの文字が記され、御影堂(み -
浄土宗・浄土宗平和協会 大地震の被害受けたミャンマーに見舞金
浄土宗(川中光敎宗務総長)と、国際交流や平和の実現に向け活動する浄土宗平和協会(廣瀬卓爾(ひろ せ たく じ)理事長)が、3月28日に発生したミャンマー中部を震源とするミャンマー大地震被害への見舞金を、浄土宗などの各宗派や、都道府県仏教会、仏教団体など105の加盟団体からなる公益財団法人全日本仏教会(WFB日本センター)に寄託した。 4月11日に、川中宗務総