最新記事一覧
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世界平和の訪れ願い 戦没者追悼・平和祈念法要を厳修
8月1日、長野市にある、浄土宗大本山善光寺大本願と天台宗大本山善光寺大勧進の2宗派の大本山によって護持されている信州善光寺が「戦後80年戦没者追悼・平和祈念大法要」を営んだ。 これは80年目の終戦記念日である8月15日を前に、戦没者を悼み、平和への思いを新たにするとともに、世界各地で戦火が止むことを願い勤めたもの。 境内奥に建つ日本忠霊殿前広場を会場に大 -
広島原爆投下から80年 爆の悲惨さ伝え 争いのない世界へ
1945年8月6日、人類史上初めての原子爆弾が広島に投下された。死者数は推定14万人ともいわれる。それから80年、被爆者の高齢化が進み、記憶の継承が叫ばれるなか、平和への想いを伝え続ける広島市内の寺院がある。 親から子へ受け継がれる想い 妙慶院 8月6日、中区の妙慶院(加用雅信住職)が犠牲者追悼の勤行を営んだ。 長老(前住職)の雅愛師を導師に、雅信住職ら家族 -
三大蔵ユネスコ「世界の記憶」国際登録を受け増上寺と浄土宗に登録証を授与
4月にパリで開催されたユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の執行委員会で、「世界の記憶」に「増上寺が所蔵する三種の仏教聖(せい)典(てん)叢(そう)書(しょ)(増(ぞう)上(じょう)寺(じ)三(さん)大(たい)蔵(ぞう))」が国際登録されたことを証明する登録証が、申請者である大本山増上寺(東京都港区=小林正(しょう)道(どう)執事長)と浄土宗(川中光(こう) -
戦没者追悼 平和への願い 終戦80年戦没者追悼法要並びに平和誓願法要 厳修
浄土宗平和協会は、令和6年の浄土宗開宗850年にあわせ、世界平和への意識を高めることを目的とした「平和誓願の集い」を令和4年から全8回にわたり全国各地で実施している。 終戦80年にあたる本年は浄土宗との共催で、第4回目となる九州地区大会を、第二次世界大戦中、日本で唯一大規模な陸上戦が行われた沖縄県で行うこととした。その中では、これまで営んできた平和誓願法要に -
追悼と平和の鐘の音響く 戦没者追悼・平和誓願法要
7月15日、京都市東山区にある総本山知恩院(伊藤唯眞門跡)と浄土宗(川中光敎宗務総長)が、「第二次世界大戦終戦八十年追悼・平和誓願法要」を共催で営んだ。 これは終戦から80年を迎える本年、知恩院が例年営んでいる盂蘭盆会に併せ、戦争によって失われた命を悼み偲ぶとともに、平和への想いを新たにすることを目的として勤めたもの。 法要に先立ち、戦没者の追悼と、戦争体験 -
原爆犠牲者・戦没者80年慰霊法要 平和を願う式典に日下部台下が登壇
浄土宗長崎教区(久富伸行教区長)が6月17日、長崎市の聖徳寺(金子孝司住職)で「原爆犠牲者・戦没者80年慰霊法要・長崎―念仏者による恒久平和を願う集い」を厳修した。 これは、1945年の長崎原爆投下から80年を迎える本年、犠牲となった多くの命に哀悼の誠を捧げるとともに、念仏者として戦争の悲惨さを心に刻み、二度と繰り返さないという平和への願いを新たにする場とし