最新記事一覧
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浄土宗開宗850年慶讃事業 5/9 法灯リレー開白法要
法然上人の教えの尊さをあらためて檀信徒に伝えることを目的とした「法灯リレー」を全国の若手僧侶で組織する全国浄土宗青年会(寺井孝導(こうどう)理事長)が5月9日から開始する。9日には浄土宗青年会会員が、法然上人がお念仏の教えに確信を得るに至った書物と出会われた比叡山青龍寺・報恩蔵の灯を上人の教えとしていただき、上人が庵を結んだ総本山知恩院(京都市東山区)まで念 -
法然上人の世界観を学ぶ 中外日報 宗教文化講座 全4回
宗教文化講座「念仏一筋の道を選ぶ―浄土宗立教開宗850年記念 法然上人の導き」が、4月から10月にかけ、全4回開催される。この講座は、宗教専門紙を発行する中外日報社が平成23年から行っているもの。令和6年に浄土宗開宗850年を控える本年は、法然上人の生涯や、上人独自の仏教思想が後世に与えた影響をテーマに、浄土宗の大本山の御法主台下や宗立大学の教授がそれぞれの -
連載 仏教と動物 第17回 鸚鵡にまつわるお話
お釈迦さまの前世における物語『ジャータカ』をはじめ多くの仏教典籍(仏典)には、牛や象などの動物から、鳥や昆虫、さらには空想上のものまで、さまざまな生き物のエピソードが記されています。この連載では『仏教と動物』と題して仏教における動物観や動物に託された教えについて紹介いたします。第17回目は、飼い鳥としても親しまれている動物「鸚鵡」を取りあげます。 人語をまね -
心ゆくまで味わう 法然さまの『選択集』 第6回
浄土宗で〝第一の聖典〟と位置づけられる書物『選択本願念仏集』(『選択集』)。「極楽往生を遂げるためには、何より〝南無阿弥陀仏〟とお念仏をとなえること」とする浄土宗の教えを、宗祖法然上人(1133ー1212)が微に入り細に入り説き示された「念仏指南の書」ともいえるものです。大正大学教授・林田康順先生に解説していただきます。 第1章道綽禅師聖道浄土の二門を立てて -
浄土宗のお坊さんと見る一作:3『もののけ姫』
全3回にわたって、広く親しまれている漫画やアニメの中から、浄土宗僧侶がオススメの一作を仏教及び浄土宗的な観点から紹介します。(隔週更新) 『もののけ姫』原作・脚本・監督:宮崎駿 プロデューサー:鈴木敏夫制作会社:スタジオジブリ 公開日:1997年7月12日作品紹介ページ:https://www.ghibli.jp/works/mononoke/ 許せない -
【浄土宗の読む法話】法然上人は仏教徒のノーベル賞
2016年12月、新聞やテレビでは『2016年度ノーベル賞授与式』の話題で賑わいました。 大隅良典さんが、『ノーベル生理学・医学賞』を受賞され、式典に臨まれる姿に日本国民は大きな喜びを頂きました。今、日本の男の子達が「大人になったらなりたいもの」の第二位に『学者・博士』と答えると言うのも、これまでノーベル賞を受賞された方々をはじめ、それを支えられた多くの学者