最新記事一覧
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生活リズムを整える「子ども寺小屋」 夏休みなどの長期休暇に寺院を開放して子どものために 鳥取・迎接院生活
鳥取県米子市の迎接院(伊藤信道住職)が、夏休みと春休みの期間中、小学生を中心に同院を学びの場として開放している「子ども寺子屋」。地域でも人気を博しているこの活動が、3月28日、正力松太郎賞奨励賞を受賞した。 「子ども寺子屋」は、小学生の長期休暇に、学習の場を提供し生活リズムを整えることを目的に行われている活動。勉強のみならず、寺院ならではの過ごし方を体験でき -
今秋、京博で 貴重な宗宝を多数展示 特別展「法然と極楽浄土」開催
令和6年に浄土宗開宗850年を迎えることを機に企画された特別展「法然と極楽浄土」が会期中約12万人が来場し盛況に終わった東京国立博物館に続き、京都国立博物館平成知新館で、10月8日から12月1日まで開催される。7月1日、開催に先立ち京博で行われた記者発表会で、川中光敎浄土宗宗務総長は、「来場した方々に法然上人を身近に感じていただければ」と語った。同展では、国 -
400鉢以上の蓮華が見ごろに 寺院と檀信徒を繋ぐ蓮 愛知・隨應院
6月下旬から7月上旬にかけて、愛知県豊田市の隨應院(小笠原直司住職)の境内で多くの蓮が見ごろを迎えた。 これは、先代住職の故木村昭玄師が同院の山号である「極楽山」から着想を得て、浄土宗の経典の一つ『五会法事讃(ごえほうじさん) 』に「この世(俗世)で一人が仏の名をとなえると、西方浄土にすぐに一輪の蓮の花が生ず」と説かれている極楽の様相から、蓮を咲かせようと思 -
熟成して味わい深まる 福島で守り貫く日本酒の底力 生酛造り 大七酒造
福島県二本松市・善性寺檀信徒 創業以来、270年以上に渡って生酛(きもと)造り一筋という稀少な酒造がある。福島県二本松市にある「大七酒造」だ。生酛造りとは、人工の乳酸を添加せず、蔵にいる微生物の力を活用する昔ながらの醸造法。手間も時間もとてもかかるが、骨太の味わいで根強い人気がある。 話を聞かせてくれたのは、十代目の太田英晴(おおたひではる) 社長。2001 -
連載 仏教と動物 第24回 最終回 竜にまつわるお話
お釈迦さまの前世における物語『ジャータカ』をはじめ多くの仏教転籍(仏典) には、牛や象などの動物から、鳥や昆虫、さらには空想上のものまで、さまざまな生き物のエピソードが記されています。この連載では『仏教と動物』と題して仏教における動物観や動物に託された教えについて紹介いたします。最終回は、今年の干支であり、神話・伝説上の動物「竜」を取り上げます。 仏教を守護 -
令和6年8月