浄土宗新聞

日本一の茶鑑定士が選んだ絶品のお茶を味わいたい お茶のもりた園

投稿日時

京都府城陽市・正行寺檀信徒

煎茶・童仙房(100g1620円)の他、お抹茶・泉東の昔(30g2160円)や玉露・朝日(100g2160円)などもオススメ
煎茶・童仙房(100g1620円)の他、お抹茶・泉東の昔(30g2160円)や玉露・朝日(100g2160円)などもオススメ

「全国茶審査技術競技大会」というものをご存じだろうか? 1956年から開催されている競技で、全国から選りすぐりの茶師が集まって、茶期、品種、産地、闘茶の4種目を審査しながらお茶の鑑定技術を競うというものである。

その権威ある大会で、3度も全国優勝を果たして農林水産大臣賞に輝いたのが、京都府城陽市の閑静な住宅街に店を構える「お茶のもりた園」の創業者・森田治秀さん(73歳)だ。94年には、当時の最高段位である茶審査技術九段も取得している。

ここでは、その日本一ともいうべき茶鑑定士の治秀さんが厳選したお茶を購入できるばかりか、好みに合わせたオリジナル茶まで配合してくれるというから嬉しい。興味深いことに、オススメを問われた際、最初にお茶を飲む方の性格を聞くのだとか。経営を引き継いだ治秀さんの息子である秀樹さん(40歳)が答えてくれた。

「温厚な方にはまろやかな味わいのお茶を、忙しそうな方には高温のお湯でいれても良い味が出るお茶を選ぶようにしてるんですよ」

ちなみに、秀樹さんのオススメは、煎茶の童仙房。ほのかな香りと、口に含んだ時の爽やかさ、さらには後味の良さと旨味まで楽しめるのが特徴だ。

2020年からは治秀さんが監修したオシャレなカフェ「茶想もりた園」もオープン。三井アウトレットパーク札幌北広島店(北海道)をはじめ、アーバンドックららぽーと豊洲店(東京都)、なんばCITY店(大阪府)など、全国に6店舗。いずれの店でも味わい深いもりた園のお茶が味わえるばかりか、最高級の抹茶を使用したスイーツや茶そば、だし茶漬けなども味わえるのが魅力的だ。

秀樹さんは現在、茶審査技術六段。父・治秀さん同様、日本一の称号を得る日も、そう遠くないかもしれない。

(ライター:藤井勝彦)

店舗情報

会社の主軸となって活躍する秀樹さん
会社の主軸となって活躍する秀樹さん
  • 〒610-0111 京都府城陽市富野堀口37
  • TEL:0774-52-1276
  • 営業時間=8時30分〜18時
  • 定休日=土曜日、日曜日、祝日
  • JR「長池駅」から徒歩約8分
  • 通販あり(HPから)
  • 詳細はこちらから
  • ※価格は税込