連載・特集一覧
-
心ゆくまで味わう 法然さまの『選択集』 第40回
浄土宗で〝第一の聖典〟と位置づけられる書物『選択本願念仏集』(『選択集』)を大正大学教授・林田康順先生が解説。 第8章 念仏の行者必ず三心を具足すべきの文① 念仏者は、三心を必ず具えるべきこと 【現代語訳】 篇目:浄土往生を目指してお念仏をとなえる者は、必ず至誠心・深心・回向発願心の三心を具えるべきことを明らかにする章です。 引文:『観無量寿経』において釈尊 -
心ゆくまで味わう 法然さまの『選択集』 第39回
浄土宗で〝第一の聖典〟と位置づけられる書物『選択本願念仏集』(『選択集』)を大正大学教授・林田康順先生が解説。 第7章 弥陀の光明余行の者を照らさず、ただ念仏の行者を摂取したもうの文③ 阿弥陀仏の光明は 本願念仏を修める者を照らす 【現代語訳】 私釈:私の解釈を問答の形にして申し述べます。〈質問します〉本章の篇目において、阿弥陀仏のお身体から放たれる光明がお -
心ゆくまで味わう 法然さまの『選択集』 第38回
浄土宗で〝第一の聖典〟と位置づけられる書物『選択本願念仏集』(『選択集』)を大正大学教授・林田康順先生が解説。 第7章 弥陀の光明余行の者を照らさず、ただ念仏の行者を摂取したもうの文② 阿弥陀仏のお力が強く 念仏者に働く縁―増上縁 (※善導大師『観無量寿経疏』引用の続き)「第二に阿弥陀仏と念仏者とが近しい関係を結ぶという近縁を明らかにする。 命ある者が阿弥陀 -
心ゆくまで味わう 法然さまの『選択集』 第37回
浄土宗で〝第一の聖典〟と位置づけられる書物『選択本願念仏集』(『選択集』)を大正大学教授・林田康順先生が解説。 第7章 弥陀の光明余行の者を照らさず、ただ念仏の行者を摂取したもうの文① 阿弥陀仏と念仏者の 関係は親子のごとし 【現代語訳】 篇目 阿弥陀仏から放たれる光明は、お念仏以外のさまざまな行を修めている者を照らすことなく、ただお念仏をとなえている者だけ
-
心ゆくまで味わう 法然さまの『選択集』 第36回
浄土宗で〝第一の聖典〟と位置づけられる書物『選択本願念仏集』(『選択集』)を大正大学教授・林田康順先生が解説。 第6章 末法万年の後に余行ことごとく滅し、特り念仏を留むるの文③ お念仏の功徳は、時代を超えすべての人々に 【私釈】 〈質問します〉すでに『無量寿経』に「未来に必ず訪れる法滅の時代において、種々の経典が滅び、仏道実践が尽きたとしても、私(釈尊)は、
-
心ゆくまで味わう 法然さまの『選択集』 第35回
浄土宗で〝第一の聖典〟と位置づけられる書物『選択本願念仏集』(『選択集』)を大正大学教授・林田康順先生が解説。 第6章 末法万年の後に余行ことごとく滅し、特り念仏を留むるの文② お念仏こそ、私たちともっともご縁が深い教え 【私釈】 『無量寿経』の「法滅の時代から百年間この経だけを残す」という一文には多くの意味がありますが、それらを簡略にまとめると四つの比較が