連載・特集一覧
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連載 仏教と動物 第4回 師子にまつわるお話
お釈迦さまの前世における物語『ジャータカ』をはじめ多くの仏教典籍(仏典)には、牛や象などの動物から、鳥や昆虫、さらには空想上のものまで、さまざまな生き物のエピソードが記されています。この連載では『仏教と動物』と題して仏教における動物観や動物に託された教えについて紹介しています。第4回目は、百獣の王と呼ばれ、威厳のある動物「ライオン(師子)」を取りあげます。 -
想う気持ちを“かたち”に 作法のキホン(上)
お盆は、棚経やお墓参りなどで作法を気にすることが多い時期。「どうすればいいの?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。作法ばかり気にしていては、ご先祖さまやご本尊さまとしっかりと向き合えません。今号から2回にわたって紹介する浄土宗の作法の基本をおさえ、大切な方と向き合い、よりよい時間を過ごしましょう。 袈裟のつけ方 お参りや法要の時に、ぜひ身に着けていた -
連載 仏教と動物 第3回 猿にまつわるお話
お釈迦さまの前世における物語『ジャータカ』をはじめ多くの仏教典籍(仏典)には、牛や象などの動物から、鳥や昆虫、さらには空想上のものまで、さまざまな生き物のエピソードが記されています。この連載では『仏教と動物』と題して仏教における動物観や動物に託された教えについて紹介しています。第3回目は、人に近く愛嬌のある動物「猿」を取りあげます。 こころの動き インドでは -
連載 仏教と動物 第2回 象にまつわるお話
お釈迦さまの前世における物語『ジャータカ』をはじめ多くの仏教典籍(仏典)には、牛や象などの動物から、鳥や昆虫、さらには空想上のものまで、さまざまな生き物のエピソードが記されています。この連載では『仏教と動物』と題して仏教における動物観や動物に託された教えについて紹介いたします。第2回目は、仏教で大切にされる動物「象」を取りあげます。 畏敬される動物 陸上にお -
法灯を受け継いだ念仏行者 浄土宗二祖 聖光上人
修行時代 聖光上人は、九州北部香月庄(現在の北九州市八幡西区周辺)でお生まれになりました。難産であったため、母親は聖光上人を出産後、しばらくして亡くなられてしまいます。生まれて間もなく訪れた母との別れ、そんな苦しみ悲しみを抱えながら育ちました。7歳で生家の菩提寺に入山、14歳で戒を授かって国に認められる僧侶になり、その後は地元の名刹(白岩寺・明星寺)で修行さ -
聖徳太子が国造りに用いた仏教の教え 三宝
今年で1400回忌にあたる聖徳太子(574-622)。その功績の一つに、政治の中心にいる官人や貴族に道徳規範を示すための「十七条の憲法」の制定があります。仏教を深く信仰していた太子はそのなかで、「篤く三宝を敬え」と、仏教で重要視される「三宝」を大切にするように述べました。今号では、聖徳太子が政治の中心に据えられた「三宝」についてお話しします。 聖徳太子と十七