ニュース一覧
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大本山増上寺蔵 三種の大蔵経 ユネスコ「世界の記憶」に
4月17日、パリで開催されたユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の執行委員会で、「世界の記憶」に大本山増上寺(ぞう じょう じ)(東京都港区=小澤憲珠台下(お ざわ けん じゅ だい か))と浄土宗(川中光(こう きょう)敎(こう きょう)宗務総長)が共同で申請した「増上寺が所蔵する三種の仏教聖典叢書(ぶっ きょう せい てん そう しょ)」の国際登録を決め -
法然上人に想いを寄せ 総本山、大本山で御忌大会
桜が見ごろを迎えた4月。総本山知恩院(京都市東山区)をはじめ、大本山の増上寺(東京都港区)・金戒光明寺(京都市左京区)・百萬遍知恩寺(同)・清浄華院(京都市上京区)・善光寺大本願(長野市)では、春の陽光の中、法然上人の忌日法要である「御忌大会(ぎょ き だい え)」の荘厳な法要が相次いで執り行われた。 「御忌」とは本来、天皇などの忌日(き じつ)法要に用い -
第60回「成人祝賀会」総本山知恩院 新たな門出を祝って
3月26日、総本山知恩院(伊藤唯眞門跡(ゆい しん もん ぜき)=京都市東山区)が、18歳の新成人や、これまで成人式に参加する機会がなかった人を対象に、帰敬式(き きょう しき)を中心とした成人式「成人祝賀式」を開催し17人が参加した。 帰敬式は、仏教で大切にする仏(仏さま)・法(教え)・僧(教えを共に信仰する仲間) の三宝(さん ぼう)を敬い、それを生涯 -
宗教を超えてともに祈る 開基法要で「踏み絵」殉教者を供養
福岡県香春(か わら)町の光願寺(こう がん じ)(向井雅宣(が せん)住職)が4月13日、開基450年記念法要の中で、「踏み絵」により命を落としたキリスト教徒の慰霊回向を勤めた。 光願寺は、天正(てん しょう)3年(1575)の開山。江戸幕府のキリスト教弾圧政策の一環として人々にキリストやマリアの像を踏ませる「踏み絵」が同寺で行われていたとされ -
ともに亡き人を想う 自死者追悼法要
6月10日、浄土宗東京教区教宣師会(耕野孝順(こう じゅん)会長)が、自死により大切な方を亡くされた遺族などのために自死者追悼法要「俱(く え いっ しょ)会一処(く え いっ しょ)~ともに生き、ともに祈る~」を大本山増上寺(東京都港区)で執り行う。 この法要は流れゆく時間を大切に過ごしてほしいと、毎年「時の記念日」(6月10日)に行っており今年で16年 -
850年慶讃事業「~となえよ つねに~」開催 浄土宗スカウトとしての自覚を新たに
スカウト活動を通じ青少年の宗教心を育むことを目的とする浄土宗スカウト連合協議会(濱田智海(ち かい)理事長)が、3月27日から29日の3日間、大本山増上寺(ぞう じょう じ)(小澤(お ざわ)憲(けん)珠(じゅ)台下=東京都港区)で、第68回「浄土宗スカウト仏教章研修会」を実施、最終日の29日には同協議会による浄土宗開宗850年慶讃事業「~となえよ つねに~