ニュース一覧
-
戦没者追悼 平和への願い 終戦80年戦没者追悼法要並びに平和誓願法要 厳修
浄土宗平和協会は、令和6年の浄土宗開宗850年にあわせ、世界平和への意識を高めることを目的とした「平和誓願の集い」を令和4年から全8回にわたり全国各地で実施している。 終戦80年にあたる本年は浄土宗との共催で、第4回目となる九州地区大会を、第二次世界大戦中、日本で唯一大規模な陸上戦が行われた沖縄県で行うこととした。その中では、これまで営んできた平和誓願法要に -
追悼と平和の鐘の音響く 戦没者追悼・平和誓願法要
7月15日、京都市東山区にある総本山知恩院(伊藤唯眞門跡)と浄土宗(川中光敎宗務総長)が、「第二次世界大戦終戦八十年追悼・平和誓願法要」を共催で営んだ。 これは終戦から80年を迎える本年、知恩院が例年営んでいる盂蘭盆会に併せ、戦争によって失われた命を悼み偲ぶとともに、平和への想いを新たにすることを目的として勤めたもの。 法要に先立ち、戦没者の追悼と、戦争体験 -
原爆犠牲者・戦没者80年慰霊法要 平和を願う式典に日下部台下が登壇
浄土宗長崎教区(久富伸行教区長)が6月17日、長崎市の聖徳寺(金子孝司住職)で「原爆犠牲者・戦没者80年慰霊法要・長崎―念仏者による恒久平和を願う集い」を厳修した。 これは、1945年の長崎原爆投下から80年を迎える本年、犠牲となった多くの命に哀悼の誠を捧げるとともに、念仏者として戦争の悲惨さを心に刻み、二度と繰り返さないという平和への願いを新たにする場とし -
東山中学校 「修養会」を開催 生徒たちが仏教にふれる2日間
6月18、19日に京都にある浄土宗宗立学校の東山中学校(塩貝省吾校長)が総本山知恩院(京都市東山区)で修養会を開催、同校の1年生約180名が参加し、今回はコロナ禍後初めて宿泊を伴って行われた。 同校では、宗教の授業で、仏教について学んでいる。この行事は、授業ではできない寺院での仏教経験を通じて、知識だけでない人として大切なものを得ることを目的としたもの。生 -
本堂の建て替えを記念し 35年ぶり大日如来坐像開扉
5月4日から6日まで、滋賀県湖南市の正福寺(山川正道住職)が本堂落慶記念として、秘仏・大日如来坐像(重文)を35年ぶりに開扉、期間中約600人が参拝し、にぎわいを見せた。 同寺は733年、聖武天皇の勅願所として、華厳宗の良弁上人が開山したと伝わり、明暦年間(1655~1658)に浄土宗に改宗した。近年、本堂の老朽化が進み内陣も手狭だったことから260年ぶりに -
悲願の本堂落慶法要 お念仏の〝縁〟 広まる〝場〟に
浄土宗(川中光敎宗務総長)の海外での開教(浄土宗の教えを広める)の拠点の一つで、ブラジルで活動する南米開教区(佐々木良法開教総監)が、パラナ州クリチバ市にあるクリチバ日伯寺本堂の落慶を祝う「浄土宗南米開教区クリチバ日伯寺本堂落慶入佛法要」を6月8日に営んだ。 南米開教区は、昭和29年(1954)、にサンパウロで布教活動を行ったことに始まり、現在、同国内に4カ