ニュース一覧
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大本山清浄華院 浄土宗開宗850年慶讃事業法然上人御廟 落慶開眼法要 厳修
大本山清浄華院(京都市上京区=飯田実雄台下)は、浄土宗開宗850年を記念して同院法然上人御廟(墓所)を改修、1月7日に落慶開眼法要を執り行った。 同廟は1893年に再建されたもので、200年以上の歳月が経ち、傷みが目立つようになったため、浄土宗開宗850年に合わせ、改修を企画。同廟は地盤沈下や瓦のズレ、雨漏りによる白壁の崩壊などが見受けられたが、古材の保存・ -
浄土宗開宗850年 知恩院雅楽会50周年記念舞楽法要 絢爛豪華な稚児の舞い 舞楽法要 厳修 総本山知恩院仏教音楽研究所
知恩院仏教音楽研究所(所長・貴田善澄知恩院執事長)は、令和6年11月30日、総本山知恩院(京都市東山区)の御影堂において、浄土宗開宗850年と知恩院雅楽会50周年を記念した「舞楽法要」を執り行った。 舞楽とは、楽器のみによる合奏「管絃」に対して舞を伴うものをいう。日本古来の音楽と絢爛豪華な装束を身にまとう美しい舞が披露されることから、平安の美意識を現代に伝え -
先代住職の意志 引き継ぎ 旧名越派総本山専称寺本堂・総門 落慶
福島県いわき市の専称寺(遠藤弘道住職)が、令和6年11月29日、東日本大震災で被災し、復旧工事が完了していた国指定重要文化財の本堂と総門の落慶法要を営み、参列者は地域を代表する古刹の復興を喜んだ。 同寺は浄土宗旧名越派の奥州総本山で現在も東北地方を代表する寺院。平成23年に発生した東日本大震災で本堂と総門が全壊判定を受けるなど甚大な被害を受け、災害復旧事業と -
浄土宗開宗850年慶祝慶讃事業 厳修 寺庭婦人の信仰と役割を見つめ直す 浄土宗寺 庭婦人会
浄土宗寺庭婦人会(郁芳阿佐会長)が、総本山知恩院(京都市東山区)と大本山増上寺(東京都港区)を会場に、浄土宗開宗850年の慶祝の慶讃事業を開催した。 浄土宗寺庭婦人会とは、浄土宗寺院の寺庭婦人(お寺の奥さまやその家族など)で構成される団体で、寺庭婦人としての自覚と信仰を深め、浄土宗の興隆や会員相互の親睦を目的に研修会や募金活動、教化資料作成などの事業を行って -
賽銭にキャッシュレス決済 大本山増上寺
大本山増上寺(東京都港区)は、令和6年末より賽銭にキャッシュレス決済サービス「PayPay」が利用可能になったと発表した。ほかにも、全国7カ所の寺社で利用開始または開始予定となっている。 導入背景には、キャッシュレス決済が普及し、小銭を持ち歩かない人が増えたことに加え、PayPayで納める賽銭が非課税と認められたことがある。 賽銭を現金以外で納めることに抵抗 -
撥遣式と安全祈願法要 三解脱門(重文)大修理に着手 大本山増上寺
1月15日、東京都港区の大本山増上寺(小澤憲珠台下)が、浄土宗開宗850年慶讃事業として行う同寺三解脱門(重要文化財)の修復工事に伴い安全祈願法要と同門楼上に安置される仏像の撥遣式を小澤台下御親修のもと勤めた。 撥遣式とは、仏像や位牌の修復などの際に行う儀式のことで、今回は、三解脱門に加え、同門楼上に安置されている仏像も修復されるため営まれた。 三解脱門は、