浄土宗新聞

中国佛教協会訪日団 浄土宗を表敬訪問

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挨拶をする福𠩤副総裁(中央)

 6月8日、中国の仏教徒で組織される中国佛教協会(演覚会長)からなる訪日代表団、中国駐大阪領事館の薛剣総領事ら一行が、浄土宗宗務庁(京都市東山区)を表敬訪問した。
 同協会訪日代表団は、6月4日に宗性副会長を団長として約20名が来日。5日間かけ大本山増上寺や清水寺、真言宗など、東京・京都のかねて親交が深い寺院や宗派を訪問。また、京都市内のホテルで日中仏教友好交流を目的に催された座談会に参加するなど日本の僧侶との交流を深めた。
 当日は、浄土宗において日本と中国の仏教友好交流を推進する日中友好浄土宗協会(伊藤唯眞総裁)の福原隆副総裁(大本山百萬遍知恩寺法主)、川中光敎会長(浄土宗宗務総長)らが出迎えた。
 福原副総裁は「中国佛教協会の皆さまには、浄土宗に対して格別なお計らいをいただき感謝申し上げます。今後も子々孫々まで親交を深めていきたい」と挨拶。続いて川中会長が、令和6年に迎える浄土宗開宗850年について協力を要請できればありがたいと挨拶すると、宗性団長は「協力依頼があれば、いつでも本会を挙げて支持していきたい」と応じた。

福𠩤副総裁(左)より宗性団長(右)に記念品が贈呈された