浄土宗新聞

演奏者らに本堂を開放 「おてらマイク」が盛況 富山・大念寺

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参加者には、このイベントで初めて大念寺を訪れたという人もいた

 富山県小矢部市の大念寺(小林照人住職)が4月から「おてらマイク」と銘打ち、ライブ演奏などができるよう本堂の一部を開放するイベントを行い、話題となっている。
 これは副住職の小林和宏師が考案したもの。同師は趣味でバンド活動をしており、その中で、ライブハウスが客にステージを開放し、そこで自由に演奏などができるイベント「オープンマイク」の存在を知った。さまざまな人が会場を訪れるイベント形式は、気軽に寺院へ足を運んでもらう機会になると考え、約1年をかけ、本堂へのマイクやアンプなどの設置やSNSなどでの呼びかけを行った。1回目の開催となった4月8日には、県内外から20~60代の20名以上が参加するなど盛況になったという。
 2回目の開催となった6月10日にも20名ほどが参加。13組がギターや大正琴の演奏、インド舞踊など、思い思いのパフォーマンスを行った(写真)。
 大念寺では、写経会や別時念仏会なども定期的に営んでおり、小林副住職は、「今後も、このようなお寺に足を運んでいただく機会となる行事を継続開催していきたい」と展望を語った。
 「おてらマイク」は今後も偶数月の第2土曜日に実施予定。観覧のみも可能で、パフォーマンスや観覧に事前予約は不要だが、「お供え」として食品や日用品の提供を募っている。「お供え」は後日、子どもの貧困問題解決を目指して活動する認定NPO法人「おてらおやつクラブ」を通じ、必要とする家庭に届けられる。
 問い合わせなどは同寺HPから。