浄土宗新聞

新本堂建立進むクリチバ日伯寺 7月30日地鎮式 厳修

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法要の様子。佐々木総監は表白(法要の趣旨)をポルトガル語で読みあげた

 浄土宗が海外開教活動を行う拠点の一つで、南米開教区(ブラジル)のクリチバ日伯寺(パラナ州クリチバ=佐々木良法総監)が、同開教区70周年の記念事業として進めている同寺新本堂建立の地鎮式を7月30日に営んだ。

鎮め物を埋鎮する様子


 当日は開教区僧侶、同寺信徒、在クリチバ日本総領事、市議会議員、日本人会会長ら187名が参列。佐々木総監を導師に読経や建設地のお浄めの作法を勤め、同寺信徒総代や建設関係者が、香・五穀・経巻を入れた鎮め物を、本尊安置予定箇所に埋鎮した。
 同寺大江田晃義主任開教使は「法要中、参列者の〝この地に本堂を建てるんだ〟という篤い想いがとても伝わってきた。お念仏の教えがこの南米の地に弘がるように本事業の完遂に努めたい」と、現地の熱気を話してくれた。
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