浄土宗新聞

令和6年能登半島地震発生から2カ月 宗内僧侶が被災地で復興支援

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 1月1日に発生した令和6年能登半島地震は、各地で大きな爪痕を残し、浄土宗が被災地域の教区から収集した情報によると、76カ寺の被害報告があった(2月20日現在)。現在も震源地にほど近い石川県輪島市や珠洲市では、官民ボランティアによる懸命な復旧作業が進められている。
 宗内でも災害発生時から、被災地でボランティア活動に携わる僧侶が多くいる。このなか、加藤正淳師(福島県いわき市・照岸寺住職)は、2月3~13日に、以前から交流のあったNPO法人・災害救援レスキューアシスト(中島武志代表理事)とともに、珠洲市に入り、道路啓開(車両等の通行のためのがれき処理)等を行っている。
 加藤師は、「東日本大震災のときに、全国から多くのご支援があり、勇気づけられました。今回は少しでもその恩を返せればと思い支援に入りました」と話す。

 浄土宗では令和6年能登半島地震により被災された寺院並びに被災された皆様を支援するため、災害救援金を募集しております。詳しくはこちらをご参照ください。