浄土宗新聞

功績を讃え進叙の111名に辞令 4月6日増上寺・24日知恩院で

4月6日、増上寺での叙任式。川中総長(右)から進叙任者に辞令が手渡された

4月6日、増上寺での叙任式。川中総長(右)から進叙任者に辞令が手渡された

浄土宗教師(僧侶)の功績に応じて与えられる階級「僧階」のうち、正僧正、僧正に任ぜられた教師などを浄土宗が表彰し、辞令を渡す叙任式が大本山増上寺(東京)で4月6日、総本山知恩院(京都)で4月24日、それぞれの御忌期間中に執り行われた。
令和2年度は正僧正に40名、僧正に70名が叙任され、学問の功績を讃えて与えられる学階のうち、已講に1名が授与された。
増上寺ならびに知恩院では、川中光敎宗務総長からそれぞれ辞令が手渡され、本年度は、正僧正叙任者のうち、法衣(衣)の色において最上位の「緋衣」の被着許可が与えられた僧侶には、許可証も一緒に伝達された。
厳かな雰囲気のなか、叙任者たちは、おのおの身を引き締め辞令を受け取った。