浄土宗新聞

大本山善光寺大本願 御法主 鷹司誓玉台下 再任 7期目へ

鷹司誓玉台下

鷹司誓玉台下

大本山善光寺大本願(長野市)御法主、鷹司誓玉台下の任期満了に伴い、3月12日に浄土宗宗務庁(京都市東山区)で開催された浄土門主・法主推戴委員会(委員長=川中光敎宗務総長)は、鷹司台下を推戴候補者とすることを全会一致で決定。同日、ご本人より就任承諾を得たため、同委員会は鷹司台下を大本山善光寺大本願御法主として推戴した。任期は令和3年4月9日から4年間。
昭和4年、旧五摂家の一つ鷹司家の長女として東京に生まれた鷹司台下は、慶応義塾大学卒業後、大本山善光寺大本願第119世御法主・大宮智栄台下を師僧としてご入山。平成9年から大本山善光寺大本願121世御法主に就任され、現在に至る。今回で7期目。
鷹司台下は、これまで大本山善光寺大本願尼僧修練道場長、尼僧法団総裁、ガールスカウト日本連盟長野県第31団々委員長、全日本仏教婦人連盟名誉会長、全日本仏教会第31期副会長を歴任。また、乳児院、特別養護老人ホーム、デイサービス、グループホームの運営など、社会福祉の推進にも尽力されている。