浄土宗新聞

コルクアートの法然さま 園児たちが制作 東京都台東区・共生保育園

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東京都台東区の玉蓮院住職、古屋道明師が園長を務める「共生保育園」が、令和2年に玉蓮院開創400年、共生保育園創立70周年を迎えた記念行事の一環として、法然上人の御影をコルクアートで制作した。

完成したコルクの御影(縦120cm×横90cm)
完成したコルクの御影(縦120cm×横90cm)


これは古屋師が、同園の創立70周年を記念すべく、卒園生の父親でコルクアーティストとして活躍する久保友則氏に制作を依頼したもの。久保氏は、依頼された作品を同園に関わる人たちの記憶に残したいとの想いから、園児・保護者・職員らが一緒になって制作することを提案。作品に必要なコルクを募ったところ、4カ月で2400個以上が集まり、久保氏と園児らによってコルクの選別、積み上げなどの作業が行われ、完成へと至った。
古屋師は、「今回の経験を通じて、法然上人の教えや人柄に興味をもってもらえたら」と語った。

コルクを積み重ねて作品を作る園児と久保氏(写真右)
コルクを積み重ねて作品を作る園児と久保氏(写真右)