浄土宗新聞

母親同士のコミュニティの場に 戌の日マルシェ 大本山善導寺で開催

当日のフリーマーケットの様子

当日のフリーマーケットの様子

大本山善導寺(福岡県久留米市)は7月25日、同市観光振興団体の久留米DMOと協同し、妊婦や子育て家庭向けのイベント「戌の日マルシェ」を開催、地域で好評を得ている。
これは久留米DMOが、同市を安心して子育てができる魅力的な街にしたいとの思いから、安産・子育てで知られる同寺に呼びかけて企画したもの。安産の守り神とされている犬にちなんで、戌の日に合わせて開催することから「戌の日マルシェ」と名付けられた。
当日は、ハンドメイドのベビー用品などを取り扱うフリーマーケットや、母親・乳幼児の体を気遣った食事を提供し、約250名が訪れた。
DMO代表の矢動丸純子さんは「善導寺でこういったイベントを開催したいと思っていました。参加した母親同士が、子育てについて意見交換するコミュニティの場になってほしいと思います」と語る。
同寺職員の中野真琴師は、「イベントを通じ、妊婦さんや子育て家族が、参拝する機会になれば」と話す。
次回は10月17日に開催予定。問い合わせは久留米DMO=0943(72)5225まで。