法然上人のみ心を説く 増上寺・小澤台下が福島教区を巡教

大本山増上寺(東京都港区)の小澤憲珠台下が、5月27日、福島教区をご巡教された。巡教とは、総・大本山の門主・法主が寺院を巡り、親しく檀信徒へ浄土宗の教えを伝えるもの。
今回の巡教は増上寺の浄土宗開宗850年慶讃事業の一つで、福島教区檀信徒会が主催する「東北地区檀信徒大会」に併せて実施され、僧俗250人が参加し、盛況を博した。
当日は、福島県郡山市の郡山ビューホテルアネックスを会場に行われ、同教区檀信徒会会長の野尻英明氏は、開会式で「小澤台下の講演を通じ、法然上人の想いに触れ、阿弥陀さまと浄土への信仰を深める場になれば」と挨拶した。
続いて小澤台下が、浄土宗の教えの肝要を記した「一枚起請文」から、「一枚起請文のこころ」と題してご講演された。講演中、参加者らは、深く頷きながら拝聴し、中には熱心にメモをとる方も見受けられた。
講演後には大本山増上寺雅楽会に所属する同教区の僧侶らを中心に、雅楽の演奏と舞楽が奉納され、雅な演奏にあわせた繊細かつダイナミックな舞で、参加者を魅了した。