浄土宗新聞

子どもの笑顔 広がることを願い 精進レトルトカレー 無償提供 仏教カレー協会

“カレー坊主”として活動する𠮷田師

“カレー坊主”として活動する𠮷田師

カレーと仏教を通じて社会に安心と笑顔を届けるために活動する(一社)仏教カレー協会は、お釈迦さまが生誕された4月8日の花まつりの日に、カレー好きの僧侶らが開発した「ほとけさまのやさしい精進カレー」3000個を児童福祉施設などに無償提供した。
同会は、不安な世情の中で生きる子どもに美味しいカレーを届けたいと企画、肉や化学調味料などを使わず作られた精進レトルトカレーの寄贈を決めた。同会理事の吉田武士師(長崎県大村市長安寺)は「花まつりが分かち合いの日となり、カレーで笑顔が広がれば」と話す。同会の詳細はホームページから。