浄土宗新聞

ノーシードから聖地へ 30年ぶり3度目の甲子園 群馬・樹徳高校

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開会式前日、甲子園で入場行進のリハーサルをする様子(写真提供:日刊スポーツ)
開会式前日、甲子園で入場行進のリハーサルをする様子(写真提供:日刊スポーツ)

群馬県桐生市にある浄土宗宗門学校の樹徳高等学校(野口秀樹理事長=群馬県・大善寺住職)が、ノーシードから群馬大会を制し30年ぶり3度目の甲子園大会出場を果たした。
同校は群馬大会初戦から順当に勝ち進み、準々決勝で前橋育英、準決勝で桐生第一、決勝で健大高崎と、同県の強豪校に競り勝ち甲子園出場を決めた。
甲子園では、大分代表・明豊高等学校と対戦。初回に3点を先制され、5回に3点を取り返し同点に追いつくも、6回に勝ち越しを許した。しかし、その直後の攻撃で、樹徳高校は群馬の強豪を打ち破った持ち前の攻撃力で攻め立て、二死二塁三塁と一打逆転の場面にスタンドは盛り上がりを見せた。3対7で試合には惜しくも敗れてしまったが、最後まで諦めずに戦った樹徳ナインにスタンドからは拍手が送られた。