ニュース一覧
-
信仰の心を形に 浄土宗芸術祭美術展 開催 12月2日~7日
法然上人の教えをもとに文化芸術の向上発展と普及を目指す、浄土宗芸術家協会(光成輝道理事長)は、12月2日から7日まで、京都市美術館別館(京都市左京区)で、第50回浄土宗芸術祭美術展を開催する。 浄土宗の僧侶や檀信徒をはじめとする同協会の会員が、日本画、洋画、彫刻、写真、工芸、書などの幅広いジャンルの作品を多数出展。12月2日14時から美術展が50回を迎える -
通常非公開の文化財でハープデュオ・コンサート 総本山知恩院
10月26日、(公財)京都コンサートホールが、総本山知恩院(京都市東山区)の大方丈(重文)鶴の間で、「ハープデュオ・コンサート」を開催。 これは、同ホールの開館30周年を記念し、京都市内をクラシック音楽で満たすことを目的に開催している「Kyoto Music Caravan 2025」の一環。大本山金戒光明寺や、北野天満宮など6会場で開催され、今回が7会場
-
九州の地に浄土宗の名宝が集う 特別展「法然と極楽浄土」開幕
10月7日から九州国立博物館(福岡県太宰府市)で、特別展「法然と極楽浄土」が始まった。 この展覧会は、飢饉や災害などが頻発した平安時代末期に、「南無阿弥陀仏」ととなえることで誰もが極楽浄土へ救われる教えを法然上人が見いだし、承安5年(1175)に浄土宗を開かれてから令和6年(2024)で850年を迎えたことを機に開催されているもの。 多くの困難にあいながら
-
万博に1日限りの寺院日本から 世界へ仏教を届ける 大阪・万博で超宗派の僧侶がイベント開催
大阪市此花区の夢洲で10月13日まで開催された大阪・関西万博で9月26日、全国から超宗派の僧侶約250名が集い、「万博寺」と称したイベントを開催。浄土宗からは全国浄土宗青年会(全浄青=杉山裕俊理事長)の会員21人が参加した。 これは万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」に共感しつつ、いのち(生きること)と表裏一体となり、仏教が重要視する「死をど
-
500年以上続く、伝統行事 大本山光明寺お十夜法要 厳修
10月12日から14日にかけて大本山光明寺(神奈川県鎌倉市=柴田哲彦台下)が十夜法要を営んだ。十夜法要は、同寺第9世祐崇上人が、後土御門天皇の勅許をうけて勤めて以降、浄土宗寺院で勤められるようになった法要。浄土宗の十夜法要発祥の寺である同寺では、例年この時期に執り行っており、独特の節を付けて『阿弥陀経』をとなえる引声阿弥陀経や、声を緩やかに長く伸ばしながら
-
第49回正力松太郎賞 浄土宗関係者2名受賞
9月29日、東京グランドホテル(東京都港区)を会場に「第49回正力松太郎賞記念式典」(全国青少年教化協議会主催)が行われ、淑徳大学客員教授で浄土宗パネルシアター普及推進員の藤田佳子氏が本賞を、中野浄昭師(大分教区浄泉寺住職)が奨励賞を授与した。正力松太郎賞は、仏教精神に基づき青少幼年の育成や教化に尽力した団体・個人に贈られるもの。 藤田氏は、東日本大震災や