ニュース一覧
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寺庭婦人が実体験をもとに絵本出版 長野・淵之坊 若麻績美絵さん
長野市にある善光寺宿坊の淵之坊(若麻績享則住職)寺庭婦人・若麻績美絵(ペンネーム:てらのえん)さんが子ども向け絵本『ふとってるってなあに?』を出版。大人でも考えさせられる内容が反響を集めている。 内容は、みいちゃん(主人公の3歳の女の子)が、ある日、保育園の友だちから「ふとってる」と笑われたことで悲しい気持ちになり、お迎えにきたみいちゃんのおばあちゃんに「 -
絵本を通じて平和への思い伝えたい 絵本再版に向け支援募る
「原爆被害者相談員の会」の黒岩晴子氏(元佛教大学社会福祉学部教員)や関係者が、平和を考える機会にと平成20年に発刊した『ようすけ君の夢~被爆者と学生たちがつくった絵本』の再版に向け、クラウドファンディングで支援を募っている。 この絵本は、長崎で被爆した眞柳タケ子氏の体験をもとに、浄土宗宗立大学である佛教大学社会福祉学部学生たちが製作したもの。 期限は10月 -
浄土宗 第130次定期宗議会 令和4年度決算など9議案が可決
9月5日から8日まで、京都市東山区の浄土宗宗務庁(川中光敎宗務総長)で、第130次定期宗議会(村上眞孝議長)が招集された。 4日間の会期の中では、まず各教区選出の70名の浄土宗宗議会議員を代表した9名の議員による通告質問が行われ、その後、上程された令和4年度一般会計及び特別会計の決算並びに補正予算関係議案、また諸規程改正など九つの議案を審査するための特別委 -
浄土宗開宗850年慶讃 お待ち受け法要開筵 総本山知恩院 10月2~9日
―ただ一心に極楽浄土へ往くことを願い「南無阿弥陀仏」とお念仏をとなえれば、誰もが救われる。 850年前、法然上人はこの教えに確信を持ち、浄土宗を開かれました。しかし、この「誰もが救われる」教えに至る道は決して平坦ではありませんでした。 法然上人が生まれた平安時代末期は、戦乱や飢饉が相次ぎました。上人も幼くして父親を夜襲で失い、その父から、僧侶となって苦しみの -
頼られる寺院を目指して 「ごはんの会」で地域の拠点に頼られる寺院を目指して 7月21日 滋賀・徳源寺
滋賀県甲賀市の徳源寺(西山厚之住職)では、毎月1回の「ごはんの会」など、地域に密着する様々な取り組みを副住職の亮哲師(39)、夫人の綾瀬さん(40)を中心に家族総出で行っている。これは一般的な「子ども食堂」ではなく高齢者も中心になっての全世代横断型の企画。催しの日には過疎の山里に人々の歓声が沸き上がる。 地区は市街地から車で数十分、旧信楽町の山間部で4集落 -
新本堂建立進むクリチバ日伯寺 7月30日地鎮式 厳修
浄土宗が海外開教活動を行う拠点の一つで、南米開教区(ブラジル)のクリチバ日伯寺(パラナ州クリチバ=佐々木良法総監)が、同開教区70周年の記念事業として進めている同寺新本堂建立の地鎮式を7月30日に営んだ。 当日は開教区僧侶、同寺信徒、在クリチバ日本総領事、市議会議員、日本人会会長ら187名が参列。佐々木総監を導師に読経や建設地のお浄めの作法を勤め、同寺信