ニュース一覧
-
秘仏が拝める 後醍醐天皇御忌
9月27日、後醍醐天皇のが勅願寺とした如意輪寺(奈良県吉野町=加島公信住職)が同天皇の遺徳を偲び御忌法要を営む。 当日は、11時から天皇の御霊殿・塔尾陵から本堂まで行列を行い、法要を勤める。そのほか、通常非公開の本堂や同天皇の念持仏(私的に拝むための仏像)で秘仏の本尊・如意輪観音菩薩や天皇自作の木像などを拝観可能。本尊と木像を同時に見られるのはこの日のみ。 -
平和への願い新たに後世へ繋ぐ 秋田・宮城 平和誓願のつどい開催
秋田教区教化団(高橋龍彦教化団長)と宮城教区教化団(太布基雄教化団長)が7月26、27日、秋田市と仙台市それぞれで「平和誓願のつどい」として、激しい迫害を受けながらも、反戦を訴え続けた僧侶の物語『明日へ―戦争は罪悪である―』の上映会と同作監督のトークショーを行った。 これは本年が終戦80年にあたることをうけ、悲惨な戦争の記憶を心に刻み、平和への願いを新たに
-
大本山 金戒光明寺 法主 藤本淨彦台下 2期目へ
大本山金戒光明寺(京都市左京区)法主の任期満了に伴い、浄土門主・法主推戴委員会(委員長=川中光敎宗務総長)が7月25日、浄土宗宗務庁(京都市東山区)で開かれ、第76世法主藤本淨彦台下の2期目推戴が決まった。任期は令和7年8月26日から4年間。 藤本台下は昭和19年生まれの81歳。山口県周防大島町出身。41年に早稲田大学を卒業後、46年に大谷大学大学院博士課
-
世界平和の訪れ願い 戦没者追悼・平和祈念法要を厳修
8月1日、長野市にある、浄土宗大本山善光寺大本願と天台宗大本山善光寺大勧進の2宗派の大本山によって護持されている信州善光寺が「戦後80年戦没者追悼・平和祈念大法要」を営んだ。 これは80年目の終戦記念日である8月15日を前に、戦没者を悼み、平和への思いを新たにするとともに、世界各地で戦火が止むことを願い勤めたもの。 境内奥に建つ日本忠霊殿前広場を会場に大
-
戦没者追悼 平和への願い 終戦80年戦没者追悼法要並びに平和誓願法要 厳修
浄土宗平和協会は、令和6年の浄土宗開宗850年にあわせ、世界平和への意識を高めることを目的とした「平和誓願の集い」を令和4年から全8回にわたり全国各地で実施している。 終戦80年にあたる本年は浄土宗との共催で、第4回目となる九州地区大会を、第二次世界大戦中、日本で唯一大規模な陸上戦が行われた沖縄県で行うこととした。その中では、これまで営んできた平和誓願法要に
-
追悼と平和の鐘の音響く 戦没者追悼・平和誓願法要
7月15日、京都市東山区にある総本山知恩院(伊藤唯眞門跡)と浄土宗(川中光敎宗務総長)が、「第二次世界大戦終戦八十年追悼・平和誓願法要」を共催で営んだ。 これは終戦から80年を迎える本年、知恩院が例年営んでいる盂蘭盆会に併せ、戦争によって失われた命を悼み偲ぶとともに、平和への想いを新たにすることを目的として勤めたもの。 法要に先立ち、戦没者の追悼と、戦争体験