最新記事一覧
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功績を讃え進叙の111名に辞令 4月6日増上寺・24日知恩院で
浄土宗教師(僧侶)の功績に応じて与えられる階級「僧階」のうち、正僧正、僧正に任ぜられた教師などを浄土宗が表彰し、辞令を渡す叙任式が大本山増上寺(東京)で4月6日、総本山知恩院(京都)で4月24日、それぞれの御忌期間中に執り行われた。令和2年度は正僧正に40名、僧正に70名が叙任され、学問の功績を讃えて与えられる学階のうち、已講に1名が授与された。増上寺ならび
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思い込めた作品 多数展示 第40回青少年奉納書道展
浄土宗宗祖・法然上人のみ教えを通じて子どもたちへの宗教情操活動を展開する浄土宗児童教化連盟(三宅明信理事長)が、第40回全国青少年奉納書道展を開催。入賞作品が大本山善導寺(3月27日~29日)、大本山増上寺(4月5日~7日)、総本山知恩院(4月18日~25日)を会場に、それぞれ展示された。この書道展は園児から高校生までの作品を対象にしたもの。今回は新型コロナ
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令和3年5月
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第125次定期宗議会 開宗850年22の慶讃事業が決定
3月1日から4日、京都市東山区の浄土宗宗務庁(川中光敎宗務総長)で、各教区選出の70名の宗議会議員により構成される、第125次定期宗議会(村上眞孝議長)が開催され、令和6年(2024)に迎える浄土宗開宗850年の慶讃事業22事業が可決された。 浄土宗では、法然上人が宗を開かれてから令和6年で850年となる節目にあわせ、開宗の意義を改めてみつめ、僧侶のみならず
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国有化進む寺院から歴史的古文書 戦国大名の書状5点発見 島根・金皇寺
島根県大田市の金皇寺で、戦国大名・毛利氏などに関する古文書が発見され、地域の話題を集めている。同寺は昨年に廃寺が決定し、境内や保有する山林を全国で初めて国有化する手続きを進めている。そのなか、同寺の記録や檀家への証文などの古文書約300点の確認調査を10月に同市と島根県の両教育委員会に依頼した。結果、そのなかに戦国大名・毛利輝元が、祖父・元就の後継者であるこ
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福島県沖で震度6強の地震 宮城 福島の63カ寺・檀信徒に被害
2月13日23時7分頃、福島県沖を震源とする最大震度6強の地震が発生した。被害は岩手、宮城、山形、福島、茨城、栃木、埼玉県の広範囲に及び、重軽傷者はあわせて185名、家屋は3112軒が損壊した(2月22日、内閣府発表)。浄土宗に寄せられた情報によると、宮城教区21カ寺、福島教区42カ寺(3月19日現在)が被害を受けたほか、檀信徒も被災した。特に、震度6強を観