最新記事一覧
-
【浄土宗の読む法話】浄土宗開宗の喜び
鶯の 谷よりいづる 声なくは 春くることを 誰か知らまし この和歌は、平安時代の歌人・大江千里が、「鶯よ、早く山から出て来て皆に春を知らせておくれ」という思いを詠んだものです。鶯が「ホーホケキョ」と鳴くと春の訪れを感じるので、鶯のことを「春告鳥(はるつげどり)」とも呼びます。カレンダーなどなかった昔の人は、きっと鶯の囀ずる声を聞いて春の到来を喜んでいたのでし -
カレーのプレゼントも 「浄土宗バーチャル花まつり2023」3日から
浄土宗では、2023年4月3日から14日まで、「浄土宗バーチャル花まつり2023」を実施します。期間中は、Web上でいつでもだれでも花まつり体験することができます。 ご参加いただいた方全員に、ダウンロードコンテンツ「花まつり壁紙」のプレゼントをご用意しています。さらにWチャンスとして、ご応募いただいた方の中から抽選で「ほとけさまのやさしい精進カレー」をプレゼ -
瀬戸内海に浮かぶ小さな島で丁寧に作られる 絶品レモンケーキ 和洋菓子 一正堂
広島県大崎上島町・西光寺檀信徒 瀬戸内海のほぼ中央に位置する大崎上島。広島市と尾道市の中間に位置する安芸津港からフェリーに乗り込み約30分、しまなみ風景を眺めていると、大崎上島が見えてくる。温暖少雨な気候のおかげで年間を通して過ごしやすく、みかんやレモンといった柑橘類を中心にさまざまな作物が生産されている。港から15分ほど、海と木々の美しいコントラストを眺め -
令和5年4月
-
大本山増上寺 第89世法主 小澤憲珠台下 晋山式 厳修
境内のソメイヨシノの蕾も膨らみ、暖かな日差しから春の訪れが感じられる大本山増上寺で3月2日、同寺第89世・小澤憲珠(おざわけんじゅ)台下の晋山式が荘厳かつ盛大に営まれ、山内にお念仏の声が響き渡った。 晋山式とは、新たな住職が、住職として初めてそのお寺に入ることを祝して営まれる法要のことで、「晋」は進む、「山」は寺院を意味する。大本山増上寺(東京都港区)は、浄 -
東日本大震災十三回忌 福島・宮城・岩手で追悼の想い 震災の記憶を風化させない
あの日から12年―。東日本大震災で被害の大きかった福島、宮城、岩手の各地ではさまざまな想いをもって、十三回忌法要が執り行われた。 忘れないことが一番の供養 福島教区 福島教区(蓮沼一紀(はすぬまいっき)教区長)は2月25日、東日本大震災で甚大な被害を受けたいわき市豊間地区で東日本大震災十三回忌法要を営んだ。法要は、13時から、同地区にある斎場で、蓮沼教区長を