最新記事一覧
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また会う日を楽しみに 秋彼岸
暑すぎた夏もだんだんと終わりを迎える9月。真っ赤な彼岸花が咲き誇り、私たちに「お彼岸」の到来を知らせてくれます。秋のお彼岸は、秋分の日を中日とした一週間(今年は9月19日から25日) に行われます。国民の祝日に関する法律によれば、秋分の日は「先祖を敬い、亡くなった人々を偲ぶ」ことが趣旨とされています。 「さとりの世界」を表す「彼岸」ですが、浄土宗においては、 -
ご先祖を想いお念仏をとなえましょう お盆
全国的に7月から8月にかけて営まれる「お盆」は、多くの方が家族や親戚と一緒に過ごす時期であり、私たちの生活に深く根付いた行事です。 その起源は『盂蘭盆経(うらぼんぎょう) 』というお経に説かれるお釈迦さまの弟子・目連尊者の話にあります。 ―あるとき、目連尊者は、亡き母親が飢えと渇きに苦しむ餓鬼の世界に生まれ変わってしまっていることを知り、お釈迦さまにどうした -
浄土宗教誨師会 開宗850年慶讃記念事業 阿波介追善法要 記念講演 開催 6/26 平泉・中尊寺
教誨活動を行う浄土宗教師で組織される浄土宗教誨師会(堀芳照理事長)が6月26日、天台宗大本山中尊寺(岩手県平泉町)で、浄土宗開宗850年慶讃「阿波の介追善法要並びに記念講演会」を行った。これは、浄土宗開宗850年を機に法然上人の弟子の一人で同寺にゆかりのある阿波介を讃える趣旨で同会が企画し、実現したもの。 阿波介は、平安時代の陰陽師で人の心を誑し、謀で人を欺 -
世界平和を願って 浄土宗平和誓願の集い―中四国地区大会― 浄土宗 平和協会
浄土宗平和協会(廣瀬卓爾理事長)が6月25日、「浄土宗平和誓願の集い―中四国地区大会」を特別寺院誕生寺(岡山県久米南町)を会場に開催した。これは、同協会の浄土宗開宗850年慶讃事業で、世界平和実現への意識の高揚を図ることを目的とした法要を全国8カ所で実施しており、今回が3回目。 当日は、僧侶及び檀信徒約80名が参列。川中光敎宗務総長が導師、服部常信(はっとり -
パリオリンピック・パラリンピック2024 続報 宗内関係者5名が出場 世界の頂点に挑む
4年に1度、開催されるスポーツの祭典、夏季オリンピック・パラリンピック。フランス・パリを舞台に7月26日より開幕する今大会に、浄土宗の宗立宗門学校の卒業生から5名の出場が決定した。 オリンピックには、柔道女子63キロ級に、淑徳高等学校(東京都板橋区)卒の髙市未来(たかいちみく)選手 (30) 、7人制ラグビーに正智深谷高等学校(埼玉県深谷市)卒の吉澤太一(よ -
ルクセンブルク皇太子 大本山増上寺参拝
6月10日、欧州ルクセンブルク大公国のギヨーム皇太子が、大本山増上寺(東京都港区)に参拝した。 これは、10日から13日にかけ、日本の先進技術視察を目的としたルクセンブルク経済ミッションに合わせて行われたもの。皇太子は小林正道(しょうどう)執事長に案内されながら、境内を参拝。その後、小澤憲珠(けんじゅ)台下と面談され、親しく懇談されたという。 その後、ギヨー