最新記事一覧
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令和5年5月
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浄土宗開宗850年記念連載 法然上人の生き方に学ぶ
第1回 「死」の考え方を学ぶ ——法然上人の生きた時代 浄土宗を開かれた法然上人の一生は平坦なものではありませんでした。多くの苦難に直面されながらもお念仏の教えに出会われ、ともに歩まれた中から学ぶことができる〈知恵〉について、京都文教大学教授の平岡聡先生にお話しいただきます。 なくならない「死」という問題 人間の思考は、生まれた時代や地域に大きく左右されます -
心ゆくまで味わう 法然さまの『選択集』 第7回
浄土宗で〝第一の聖典〟と位置づけられる書物『選択本願念仏集』(『選択集』)。「極楽往生を遂げるためには、何より〝南無阿弥陀仏〟とお念仏をとなえること」とする浄土宗の教えを、宗祖法然上人(1133ー1212)が微に入り細に入り説き示された「念仏指南の書」ともいえるものです。大正大学教授・林田康順先生に解説していただきます。 第1章道綽禅師聖道浄土の二門を立てて
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【浄土宗の読む法話】浄土宗開宗の喜び
鶯の 谷よりいづる 声なくは 春くることを 誰か知らまし この和歌は、平安時代の歌人・大江千里が、「鶯よ、早く山から出て来て皆に春を知らせておくれ」という思いを詠んだものです。鶯が「ホーホケキョ」と鳴くと春の訪れを感じるので、鶯のことを「春告鳥(はるつげどり)」とも呼びます。カレンダーなどなかった昔の人は、きっと鶯の囀ずる声を聞いて春の到来を喜んでいたのでし -
カレーのプレゼントも 「浄土宗バーチャル花まつり2023」3日から
浄土宗では、2023年4月3日から14日まで、「浄土宗バーチャル花まつり2023」を実施します。期間中は、Web上でいつでもだれでも花まつり体験することができます。 ご参加いただいた方全員に、ダウンロードコンテンツ「花まつり壁紙」のプレゼントをご用意しています。さらにWチャンスとして、ご応募いただいた方の中から抽選で「ほとけさまのやさしい精進カレー」をプレゼ
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瀬戸内海に浮かぶ小さな島で丁寧に作られる 絶品レモンケーキ 和洋菓子 一正堂
広島県大崎上島町・西光寺檀信徒 瀬戸内海のほぼ中央に位置する大崎上島。広島市と尾道市の中間に位置する安芸津港からフェリーに乗り込み約30分、しまなみ風景を眺めていると、大崎上島が見えてくる。温暖少雨な気候のおかげで年間を通して過ごしやすく、みかんやレモンといった柑橘類を中心にさまざまな作物が生産されている。港から15分ほど、海と木々の美しいコントラストを眺め