最新記事一覧
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宗祖法然上人の遺跡を護りたい 本尊修復のため 全国行脚 高知・正福寺
高知県四万十市にある正福寺の月城嘉辰(つきしろかしん)住職は、本尊修復のため、今年4月からその資金を募る全国行脚を始めた。法然上人は建永の法難の際、当初は土佐・中村(現在の高知県四万十市)に配流となる予定で、上人を迎えるために正福寺は建立された。しかし、上人の配流地が讃岐(現在の香川県)となり、同地の人々は悲しみ、それを聞いた上人は、自らの七条袈裟と鉦鼓(し -
大本山増上寺第89世法主に 小澤憲珠新法主認証式 8/29総本山・知恩院
6月7日に大本山増上寺(東京都港区)の第89世法主に推戴された小澤憲珠台下(けんじゅだいか)の法主認証式が8月29日、総本山知恩院で厳粛に執り行われた。午後1時半から集会堂で行われた認証式では、浄土宗、知恩院、増上寺の各役職者と小澤台下が住職を務めていた極楽寺(東京都八王子市)関係者ら約30人が参列、浄土門主・伊藤唯眞猊下(ゆいしんげいか)から小澤台下に法主 -
大本山光明寺御法主 柴田哲彦台下 3期目へ
大本山光明寺(神奈川県鎌倉市)第113世法主柴田哲彦(しばたてつげん)台下の任期満了に伴い、浄土門主・法主推戴委員会(委員長=川中光敎(かわなかこうきょう)宗務総長)が9月7日、浄土宗宗務庁(東京都港区)で開催され、全会一致で柴田台下の3期目の推戴が決まった。任期は令和4年10月6日から令和8年10月5日までの4年間。柴田台下は昭和13年生まれの84歳。同3 -
子どもが“たよれる”場所をおてらおやつクラブ 子どもの居場所づくり事業開始
子どもの貧困問題解決を目指す認定NPO法人おてらおやつクラブ(松島靖朗(まつしませいろう)代表=奈良県・安養寺住職)が、家や学校以外に居場所がない子どもたちに、″たよれる〟場を提供する「子どもの居場所づくり事業」を開始した。同事業は、不登校や引きこもりなど、さまざまな事情で悩みや不安を相談できない子どもたちが、それを打ち明けられる場所を設けることを目的に企画 -
地元高校生が描く 仏教の伝来を襖絵で表現 北海道・歸厚院
北海道岩内町の歸厚院(成田賢一住職)が、地元高校生が描いた襖絵を公開、地域で話題を呼んでいる。これは、コロナ禍で自粛生活が長引き、地元の人々が寺を訪れる機会が少なくなる中、せめて来寺した方の気持ちを明るくしようと計画したもの。襖絵の制作にあたり、地域を担っていく若い世代にも寺と関わる機会をもってほしいと、小学5年生の時に同院大仏の絵を寄贈するなど、度々、同院 -
そうだ、浄土宗寺院を巡ろう 浄土宗公式アプリ 9月17日リリース
浄土宗(川中光敎(こうきょう)宗務総長)は、全国各地にある浄土宗寺院を参拝することでポイントが貯まる、公式アプリ「そうだ、浄土宗寺院を巡ろう」を、9月17日よりリリースした。これは、浄土宗が令和6年に迎える開宗850年に向けた慶讃事業の一環として、檀信徒以外の方でも気軽に浄土宗寺院へお参りできるように開発したもの。GPS機能で、現在地周辺の浄土宗寺院が地図上