浄土宗新聞

隠れた人気商品がいっぱい! 活気あふれる横浜の鶏肉店 鶏肉専門店 梅や

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神奈川県横浜市・光明寺檀信徒

通販で人気の「はかた一番どり水炊きセット」4320円は3~4人分のボリューム。ふっくらとしたモモ肉、軟骨入りのつくね、深い旨味の鶏ガラスープが絶品
通販で人気の「はかた一番どり水炊きセット」4320円は3~4人分のボリューム。ふっくらとしたモモ肉、軟骨入りのつくね、深い旨味の鶏ガラスープが絶品

横浜中華街や横浜スタジアムから少し歩いた伊勢佐木町のすぐ隣。吉田町通りの中でひときわ活気づくのが大正2年創業の「鶏肉専門店 梅や」だ。
ショーケースにはたくさんの種類の鶏肉、惣菜が並び、お客さんは目当ての商品をチャチャッと注文していく。常連さん曰く「緑の看板の鶏肉屋っていえば、地元の人はみんな知ってる。私はいつも日南どりの焼き鳥!」
いても立ってもいられず、焼き鳥「塩味・モモ肉串」(1本145円)をいただく。クセや臭みが一切ない清らかな味だ。続いては名物の「横浜からあげ」(100グラム300円)をガブリ。ザックザクの衣から醤油の香りがふわ~、鶏肉の食感がブリン! 一瞬でガツンと食欲が刺激された。
「鶏肉は鮮度が命。回転よく売り切るよう心がけています。だからうちの店は年中無休なんです」そう話すのは梅やの四代目、山下大輔さん。
初代は浅草で鶏卵店を営んでいたが、二代目の利雄さんは卵を産まなくなった鶏の肉を担ぎ、伊勢佐木町まで売りに来た。これが梅やの始まりだ。
戦後、利雄さんは持ち前の行動力で養鶏の技術を研究。また、鶏肉レシピの開発、普及に尽力した。さらに、三代目の栄一郎さんは、栃木県出身の母が作る鴨肉の雑煮をお店で提案。「鴨の旨味を堪能できる」と、ファンが増加中だという。

焼き鳥(生)は各種通販あり。鶏肉を使った「梅やソーセージ」は軟骨入りで驚くほどジューシー!
焼き鳥(生)は各種通販あり。鶏肉を使った「梅やソーセージ」は軟骨入りで驚くほどジューシー!


「今、10月中旬に梅やの隣に開店するブリトー専門店の準備中。蒸し鶏と野菜を薄い小麦粉の生地で巻いたブリトーで、手軽に鶏肉を楽しんでもらいたくて!」と、ワクワクが止まらない様子の大輔さん。
チャレンジを続ける梅やには隠れた人気商品がたくさんある。定番肉や焼き鳥、唐揚げはもちろん、水炊きセットやソーセージ、骨付きぶつ切り肉などもファンが多い。通販もあるのでぜひお試しを。
(フードライター:藤岡操)

店舗情報

社長の山下綾()子()さんと息子であり四代目の大輔さん

〒231-0041 
神奈川県横浜市中区吉田町6-3
TEL:045-261-5913
HP:http://www.umeya-torinikuten.co.jp/
■営業時間=9:30~18:30
■定休日=年中無休(年始を除く)
■JR京浜東北線「桜木町駅」「関内駅」、
京浜急行「日ノ出町駅」から徒歩約5分
※価格は税込
※HPから通販可