浄土宗新聞

第131次臨時宗議会 開催 宗務総長に川中光敎師 宗議会議長に宮林雄彦師 副議長に大﨑順敬師

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 浄土宗の議会を構成する浄土宗宗議会議員の改選(選挙)が10月17日、全国で行われ、70名の議員が決まった。これをうけ、11月16、17の両日、第131次臨時宗議会が浄土宗宗務庁(京都市東山区)内の本会議場で開かれ、規定により宗議会議長、同副議長、宗務総長の選挙が行われた。
この結果、議長に神奈川教区選出の宮林雄彦師(62)、副議長に大阪教区選出の大﨑順敬師(62)が選ばれた。また宗務総長に、現職で奈良教区選出の川中光敎師(73)が無投票で再選された。任期は各4年。
 川中総長は昭和53年、大正大学大学院修士課程修了。昭和63年から奈良県葛城市・奥院住職。平成11年から宗議会議員を務め、これまで総長公室長、財務・教学各局長などを歴任。令和元年から宗務総長。
 再選された川中総長は、「来年に迎える開宗850年事業をしっかりと完遂し、その成果を活かして、浄土宗の檀信徒にとどまらない教化を推進していきたい」と抱負を述べた。